What is Celt?元・新聞記者が語るケルトとは何か?

このブログでも紹介させていただいた武部好伸さんという方がいます。元・読売新聞大阪本社の記者で、現在はエッセイストで多くの本を出されています。その武部さんは一杯のスコッチウィスキーから、ヨーロッパの古層を形成した「ケルト」に興味を持ち、各地の遺跡が残る土地を踏破しています。その武部さんが「ケルトとは何か?」をわかりやすく語ってもらった、24分超の見応えある映像がこちらです!

武部好伸さんが語る「What is Celt?」

意外と知られていないケルトの真実。ケルトとは、ケルト語を話し同じ文化、歴史、習俗、芸術、信仰などを持っていた人たちの総称でDNAではない、言語文化的な民族集団のことヨーロッパでいち早く鉄器を使い、多くの部族の集合体をケルトと呼んでいます。イエス・キリストよりも前の遥か紀元前に、ヨーロッパにケルトは登場し一時は、中央ヨーロッパに広がっていきました。

しかしローマの勃興によりその姿を消していきます。ローマですが過去に2回だけ占領されたことがあるそうです。ひとつは、ナチス・ドイツ。もうひとつは、ケルトだったのです。そのことを聞くだけでも、ケルトの影響が以下に大きかったのかがわかります。そうしたことも含めてわかりやすく語っているのが武部さんの映像なので、ぜひご覧になってみてください。

そのケルトですが、彼らは文字を持たなかったので、長く「幻の民」と言われていました。しかし様々な遺跡が発掘され研究が進みケルトとは何かが見えてくるようになってきました。たとえば、映画やゲームの題材となる「アーサー王」「聖剣エクスカリバー」「聖杯探求」「円卓の騎士」・・・・こうした英雄伝説もケルトの影響を色濃く残しているのです。

武部さんは、元・新聞記者なので、実際の現場に赴き検証する現場主義の方、ケルト研究を生涯のテーマとしています。ケルトに興味がある方には、とても有名な方で、関西の大学でも教えています。

その武部好伸さんが、アーサー王伝説、大陸のケルト、島のケルト、死生観について語ったのがオンライン配信講座「ケルト、癒しと再生の森」です。島のケルトと呼ばれるアイルランドに住んでいる山下直子さんや、国際ケルト音楽祭などでもその歌声を披露する高橋陽子さんなどケルトの魅力をコンプリートした460分、7時間超の全8回の講座です。

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