日本人も大好き、魂に響くケルト音楽の魅力を語る
唐突なんですが、調べていたら卒業式等で歌われる「蛍の光」。私は日本の歌とばかり思っていたらスコットランド民謡「オールド・ラング・サイン」が原曲の広い意味でケルト音楽というのを知りました。その哀愁ある響きが、ケルトが源流ですと言われると、なるほど、と納得したりします。日本でも人気のケルト音楽。どこか懐かしく哀愁があり癒されるその響きが愛される所以でしょうか?
そのケルトですが中央ヨーロッパが発祥であり、ローマ帝国の支配などが続きやがて、その文化は消滅、消滅というよりは組み込まれていったというほうがいいのかもしれません。ボヘミアン、セーヌ川なんていうよく耳にする名称はケルトが由来らしいのですから・・・。
ヨーロッパ古層文化を形成したケルトですが、大陸部では、ほとんど形を消してしまったわけですがヨーロッパの一部の地域で残っていきました。歴史的な経緯でケルト文化が残っているのが、アイルランド、ブルターニュ、コーンウォール、マン島、スコットランド、ウェールズ、ガリシアなどと言われています。
そしてその文化圏で歌われているのが、現代ではケルト音楽と言われているそうです。
今回、日本のケルティック歌手・高野陽子さんとケルティックハープの上原奈未さんが、ケルト音楽の魅力を語った動画を撮りました。ぜひ、ご覧になってみてください。
さらに、ケルト音楽の魅力を語っていただいた2人によるオンライン・ミニコンサートを収録
演奏した曲は
(1) My Lagan Love / Irish trad.
(2) Down By The Sall y Gardens / Irish trad.
(3) Bridget Cruise Second Air / Turlough O’Carolan
(4) Siúil A Rún / Irish trad.
(5) An M haighdean M hara / Irish trad.
(6) Éiníní Irish trad.
(7) Bràighe Loch Iall Scottish trad.
(8) Tha Mi Tinn Leis A’ghaol Scottish trad.
(9) Mylecharaine’s March Manx trad.
(10) She M oved T hrough T he F air / Irish trad.
その他にも、ケルトには今こそ注目をされるべきでは?と思える循環型世界観、生命観があり独特の季節の巡りを高野陽子さんが語っていただいております。
自然と共生する循環的な宇宙観
渦巻き紋様に象徴される根源的生命観
時空も生命も変幻する不確かさの感覚
そんなケルトの魅力をコンプリート!ケルト音楽以外にも、大陸のケルト、島のケルト、死生観、アーサー王伝説、妖精、ケルズの書そして、ニューグレンジの謎!51コラボではケルトを再発見する企画「ケルト、癒しと再生の森」を展開中です。
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