2024年10月7日 / 最終更新日 : 2024年10月7日 服部 書物の森 幸福の縁切り神社とお寺さん 私の知人で、声優として数々の有名アニメやゲームのキャラの声やTV番組でのナレーションなどで35年のキャリアを持ち、一方で2年先まで予約が取れない人気の占い師として二足のわらじで活躍されている富士川碧砂さんという方がいます […]
2024年10月6日 / 最終更新日 : 2024年10月6日 服部 書物の森 永井豪によるダンテ「神曲」 永井豪は、子供の時、絵家にあった「ダンテの神曲物語」という子供向け本にあったギュスターブ・ドレの挿絵に強く惹かれたといいます。ドレの絵が、想像の世界を現実のものと感じさせるほどの強烈な説得力があるというのです。このダンテ […]
2024年10月4日 / 最終更新日 : 2024年10月4日 服部 書物の森 地獄は闇の牢獄、天国は光の牢獄? デビルマンレディとダンテの「神曲」 永井豪「デビルマンレディ」 永井豪の漫画で、イタリアのダンテによる古典「神曲」に強く影響を受けた作品としてデビルマンのスピンオフの位置づけにある「デビルマンレディ」。ここには、まさにダンテの「神曲」の地獄篇にインスパイア […]
2024年10月2日 / 最終更新日 : 2024年10月2日 服部 書物の森 「デビルマン」の元である「魔王ダンテ」は「神曲」の影響を受けていた 永井豪「魔王ダンテ」 永井豪の「魔王ダンテ」は1971年に発表された漫画。ということは私が10歳の時のこと。当時意味も分からず、魔王ダンテの造形に惹かれたのを記憶している。「ぼくらマガジン」の廃刊で未完に終わり、後に、「 […]
2024年9月28日 / 最終更新日 : 2024年9月28日 服部 書物の森 ダン・ブラウン「インフェルノ」は「神曲」を読み直すきっかけに ダン・ブラウン「インフェルノ」 ダン・ブラウンの「ダ・ヴィンチ・コード」は、隠された歴史を暴くエンターテイメントとしてその影響は計り知れないものがあっただろう。そのダン・ブラウンが、ダンテの「神曲」を、要素として組み込ん […]
2024年9月22日 / 最終更新日 : 2024年9月22日 服部 書物の森 脳は大切だから、「すごい脳の使い方」まとめてみた 私は、還暦も過ぎてしまい、体に関していろいろなことが気になるようになりました。その中で、脳の働きも気になる要素のひとつ。そこで、本も大変売れているという脳内科医の加藤俊徳先生が書いた「一生頭がよくなり続ける すごい脳の使 […]
2024年9月3日 / 最終更新日 : 2024年9月3日 服部 書物の森 安部公房と2人の女性 安部公房の名前は、40年以上前の、学生時代から目にしてたが、彼の小説は読んだことがなかった。ここ最近、読み始めたこともあり、図書館で関連書物がないかと調べていたら、娘で医者だった安部ねりさんによる「安部公房伝」と、愛人だ […]
2024年8月16日 / 最終更新日 : 2024年8月16日 服部 書物の森 壁とどう向き合うか安部公房の「砂の女」は問いかける 安部公房「砂の女」 安部公房の小説「砂の女」は、私が生まれた翌年の1962年に発表された作品で、日本文学の代表作の一つと言われています。「砂の女」の主人公は、昆虫採集を趣味にしている無名の中学校教師。彼は、夏季休暇、砂丘 […]
2024年8月14日 / 最終更新日 : 2024年8月14日 服部 書物の森 難解でいいんだ、安部公房の「箱男」 安部公房「箱男」 安部公房の小説『箱男』は、難しかった!同じ安部公房を読んだ時、自分自身の読解力が落ちたのではないか?と不安になりましたが、この「箱男」はそれ以上の難解さ。ダンボール箱をかぶり、覗き窓から外を見つめて都市 […]
2024年8月11日 / 最終更新日 : 2024年8月11日 服部 書物の森 都市の迷宮、心の迷宮。安部公房の「燃えつきた地図」 安部公房「燃えつきた地図」 安部公房の『燃えつきた地図』を読んだ。この小説は安部公房の失踪三部作と言われているらしい。物語は、興信所の探偵である「ぼく」が、失踪したサラリーマンの捜索を依頼されるところから始まります。 依 […]