郷愁の錦糸町、アジアの風味のパフォーマンスで夜が耽る
何年ぶり?私が東京・錦糸町のとある大型商業施設に勤務していた頃の同僚から連絡がありました。錦糸町でパフォーマンスの上演を手伝っているので、よかったら観に来ない?と。
今から30年位前ですね。私がその商業施設にあった多目的イベントスペースの担当で、演劇や美術、ジャズや邦楽など実験的な実験的なアートイベントの企画を立てていました。誘われた彼はホールの上の階にある映画館担当でソビエト映画専門館という珍しい映画を上映していました。
30年も昔の話。ほんとに久しぶりに錦糸町に行くことにしました。勤務していた商業施設はパルコになっていました。月日は確実に経っているのです。そもそも、私が社会人として流通業に就職し、2年目に大阪から東京に転勤になり、その錦糸町の店舗のオープン要員として配属されたのですから。私も還暦なので、相当前のこと(笑)
彼が手伝ったというパフォーマンスは「穴姫」というタイトル、東インド古典舞踊、マーシャルアーツ舞踊などと東欧音楽をベースとしたバンドのライブで、渾然一体化するものでした。それぞれの舞踊パフォーマンスも素晴らしかったし、音楽もとてもよかった。祝祭と郷愁、狂騒と悲哀のテーブルミュージックとコピーにあったバンド「トラぺ座」のCDも購入。
上演後は、久しぶりの彼と立ち話。私が多目的ホールでやっていたような演目でしょ?と言われ納得。懐かしさとおおいに刺激をもらったし、ひとつ企画が閃いた夜でした。