チベット聖地巡礼Ⅱ-① 天空の都ラサに着いた!

2019年10月31日、羽田を出発し中国・北京に入り、そこで乗り換え成都泊。そそて翌日は成都からチベットのラサへ。ということで2日がかりでやっと来たチベット。標高は3,500以上、いきなり富士山級の高さに着いたということになります。まさに天空の都なのです。

ついたその日は、とにかく高山病予防のため、体をならすためホテル近くのジョカン寺を散歩。一年ぶりのチベット、ちょっと懐かしい。

ジョカン寺はチベットで最も重要なお寺。日本の神道でいえば伊勢神宮のような場所、チベット仏教はゲルク派、ニンマ派といったものに分かれていますが、このジョカン寺はそうしたものに分かれておらず、チベット仏教の総本山のような位置づけ。チベットの人たちはお伊勢参りではないのですが、一度はジョカン寺と、そこをめがけて巡礼するそうです。ただ、彼らはそこへ五体投地しながら向かっていくという超過酷な巡礼。同じ仏教でも、根本の核となる部分は同じでも、その土地土地の風土や文化により見え方の形態が大きく変わってくるということですね。

私たちが宿泊したホテルは、旧市街にあり、ジョカン寺まで歩いて2~3分という場所、最高の立地なのです。高地では体を慣らすことがとても大事。ちょっとしんどいのでと、ホテルで休むと逆におかしくなってしまう。体を動かすことで、酸素を取り入れようとするので、それが一番の対処法。そして、ことあるごとに深呼吸をすること。

散歩でジョカン寺に行くと寺の前やバルコルと呼ばれる浅草の仲見世のような商店街で、皆さん熱心に五体投地をしています。ホテルの裏側にある路地裏のお寺にも行ってみました。

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