女優の印象のみが残った残念な「ツーリスト」

映画「ツーリスト」(2011年)
■監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
■出演:アンジェリーナ・ジョリー、ジョニー・デップ、他
アンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップの2大スターが共演した映画「ツーリスト」は2005年のフランス映画「アントニー・ジマー 」をリメイクしたものとこと。リメイクされるということは、元の映画が面白いからキャストや舞台を変えてやればいいだろうという思惑が働くんだと思うのですが、それなりに見ることはできたのですが、私は元の作品をみていないので、比較することができないので、なんとも言えないのですが、どこか中途半端さ、緊迫感がないなと感じてしまいました。
美しいヴェネツィアの風景とアンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップの存在感が際立ち、スタイリッシュ、ただサスペンス映画であるはずなのにちょっと緊迫感に欠ける展開が、私は映画として物足りなさを感じました。映像化された画面自体が、日本人には現実離れした豪華さに溢れているだけに、リメイクとは言え、もっとハラハラドキドキ感を強調させた方が、より面白くなったんじゃないかと、無責任に勝手に感じてしまいました。見るだけの人は勝手だよね。納得させる映画なんて簡単にできないのにね。
それでも、アンジェリーナ・ジョリーの不思議な魅力が残り、彼女のオーラはすごいな、総合的な人間力なのかなぁ、と印象が残りました。

