マシンガンが、かっこいいんだけどね「プラネットテラー inグラインドハウス」

映画「プラネットテラー inグラインドハウス」(2007年)
■監督:ロバート・ロドリゲス
■出演・ローズ・マッゴーワン、ブルース・ウィルス、フレディ・ロドリゲス、他
ローズ・マッゴーワンが片足に義足の代わりにマシンガンをつけ、ぶっ放しているヴィジュアルに興味をひかれた。ロバート・ロドリゲス監督が2007年製作した「プラネット・テラー inグラインドハウス」。グラインドハウス映画とは60年代後半から80年代にかけてアメリカ都市部で男性客に人気をはくした映画館があったそうでそこでは2~3本のアクション映画、セクシー映画、ホラー映画、クンフー映画などのB級映画が流れていたという。それにオマージュを捧げたクエンティン・タランティーノとロバート・ロドリゲスが映画をつくった、その1本が「プラネット・テラー」だ。
この「プラネット・テラー」はゾンビ映画である。わけもわからず、ゾンビ化されてしまった人たちが襲い掛かってくる。それを防ぐために戦う。やたらめったに銃を打ちまくる。なので、これけっこう血しぶきあがるスプラッタームービーになっている。私は若い時はこうしたを映画見ても、へいきだったんだけれども、歳もとってくると、こうした肉体が破壊され、血しぶきが飛ぶ残酷描写の映画は、あまり好きではなくなった。というか、好んで見たいとはあまり思わない。グラインドハウスということなので、ゾンビ映画ということなんだろうけども。
ローズ・マッゴーワンが失った片足の義足の代わりにマシンガンつけ、操るというイメージは、それだけでもうかんべんしてくれという気分を、一変させるだけのヴィジュアル的インパクトがあったことはたしか。アイデアの勝利かな。あくまで個人的感想ですが、ローズ・マッゴーワンをもっと前面に出して、私にとって余分な肉体破壊とか、血がドバドバという描写を少なくして、彼女のための映画にしたほうが、新ヒロイン誕生って感じがして、さらに片足マシンガン描写が生きたと思いました。彼女がブリッジをして弾丸よけるシーンは、美しくそしてかっこよかったし、冒頭のセクシーなダンスシーンもさらに生きてきたんだろうと思います。
この映画にはグラインドハウスを意識してか、B級テイストのごちゃごちゃ感が、もりだくさんで途中でゲップが出る感じがしたけど、実在しない映画「マチューテ」の予告編が流れるのは面白い。のちにそれが映画化されるわけなんだけど、その遊び心がいいなと思いました。

