チベットの精神文化は思わぬところにも影響を与えている

『チベットの死者の書』ティモシー・リアリー(八幡書店)

ティモシー・リアリーは、サイケデリック文化に多大な影響を与え、ニューエイジ運動においても理論的リーダーだった人。私もぶっ飛んだ心理学者として、その名前くらいは知っている。

彼は「チベットの死者の書」に魅せられ、それを自我、意識の再生のツールとしてワークショップに応用、書籍化もしています。

私自身、チベットに旅行に行くこともあり、もっと知りたいと、書店で売られている本だけでは満足できず古本屋で探したりしてこの本を見つけたのでした。1994年に出版された本です。もとは彼による瞑想のためのCDもついていたようですが、それは古書のためありませんでした(残念)。

本を読んでいるとビートルズの「トゥモロー・ネバー・ノウズ」という曲は、ジョン・レノンがLSDでハイの状態になっている時に、このティモシー・リアリーの「チベットの死者の書」を読み、インスピレーションで生まれたものらしい

チベットの深い精神文化は、いろいろなところで影響を与えていますね。

◆ティモシー・リアリーとは?(Wikipediaから引用)

ティモシー・フランシス・リアリー(Timothy Francis Leary, 1920年10月22日 – 1996年5月31日)は、アメリカの心理学者である。集団精神療法の研究で評価され、ハーバード大学で教授となる。ハーバード大学では、シロシビンやLSD(リゼルグ酸ジエチルアミド)といった幻覚剤による人格変容の研究を行った。幻覚剤によって刷り込みを誘発できると主張し、意識の自由を訴えた。しかし、マリファナ所持で投獄される。囚人生活中に宇宙移住計画の構想をまとめた。晩年は、宇宙移住をサイバースペースへの移住へと置き換え、コンピューター技術に携わった。コンピュータを1990年代のLSDに見立て、コンピュータを使って自分の脳を再プログラミングすることを提唱した。

チベットの死者の書―サイケデリック・バージョン

Follow me!