2023年9月9日 / 最終更新日 : 2023年9月9日 服部 書物の森 妖怪の不思議な魅力、日本文化と人間の想像力を探れ! 定期的に訪れる妖怪ブーム。妖怪とは一体、なんなんでしょう?妖怪は日本文化や人間の心性に深く関わる存在であり、その定義や歴史や文化については様々な研究がなされてきました。この映像では、妖怪に関する3人の鉄人から、その考察の […]
2023年8月29日 / 最終更新日 : 2023年8月29日 服部 書物の森 欲望の装置としてのブヨブヨした球体 ジョルジュ・バタイユ「眼球譚」 エロスや宗教、死といったもので多くの書物を残し、後世に影響を与えたフランスの思想家ジョルジュ・バタイユの処女作「眼球譚」。まったくもってこの短編小説は、それを読む年齢によっても印象が違うの […]
2023年8月29日 / 最終更新日 : 2023年8月29日 服部 書物の森 エロスは侵犯という観念的暴力によって生じるという論理 『エロティシズム』ジョルジュ・バタイユ(ちくま学芸文庫) ジョルジュ・バタイユの「エロティシズム」、この本は澁澤龍彦の訳で30年以上も前に読んだことがあります。今、このバタイユの「エロティシズム」は私にどう映るのでしょう […]
2023年8月28日 / 最終更新日 : 2023年8月28日 服部 書物の森 すべてを知っていることは、何も知らないことと同じ・・・ 『非-知 閉じざる思考』 ジュルジュ・バタイユ (平凡社ライブラリー) ジョルジュ・バタイユの「非-知 閉じざる思考」は、彼がテーマとした<非-知>について講演であったり草稿であったりをまとめたもの。ただ、この<非-知> […]
2023年8月27日 / 最終更新日 : 2023年8月27日 服部 書物の森 有用性を追求する資本主義について呪術的に考察する 『呪われた部分 有用性の限界』ジョルジュ・バタイユ(ちくま学芸文庫) バタイユは、太陽とは無限に贈与する存在、象徴であり栄誉のイメージであるという。我々は日頃、この太陽の恩恵を半ば当たり前のようにそして無意識に享受してい […]
2023年8月26日 / 最終更新日 : 2023年8月26日 服部 書物の森 聖なるものに触れると、この身は砕け散ってしまうものなのか? 『宗教の理論』ジョルジュ・バタイユ(ちくま学芸文庫) ジョルジュ・バタイユの「宗教の理論」は、抽象的な記述が多く、ややもすれば難しい本です。1ページ、1ページ、観念的な文章を読み解いていかねばならないのですが漠然としてし […]
2023年8月25日 / 最終更新日 : 2023年8月25日 服部 書物の森 そこから先に行くと一個の眼球になってしまう極点の体験とは? 『 内的体験 』 ジョルジュ・バタイユ (平凡社ライブラリー ) ジョルジュ・バタイユの「内的体験」とは? それはバタイユが体験した「神秘的体験…恍惚の、法悦の、少なくとも瞑想がもたらす感動の状態」の内的体験について延々 […]
2023年6月24日 / 最終更新日 : 2023年6月24日 服部 書物の森 「恐怖」について考えた二、三のこと・・・③ 今回も、哲学者の戸田山和久氏の「恐怖の構造」という本を参考にして、「恐怖」について考えてみたいと思います。ただし、この本は哲学者が著者であるため、非常に難解な内容です。私自身も正確に理解しているかどうかには疑問があります […]
2023年6月21日 / 最終更新日 : 2023年6月21日 服部 書物の森 「恐怖」について考えた二、三のこと・・・② 今回も「恐怖」について二、三、考えてみたいと思います。その思考の手掛かりに小説家の平山夢明(ゆめあき)氏の「恐怖の構造」という本を参考にしたいと思います。平山氏はホラー作家として作り手側にいる方なので、恐怖の心理メカニズ […]
2023年6月16日 / 最終更新日 : 2023年6月24日 服部 書物の森 「恐怖」について考えた二、三のこと・・・① 今回、恐怖とは?を考えるにあたり、樋口ヒロユキさんという方の「恐怖の美学」という本を参考にしていきたいと思います。しかしながら、私が樋口氏の恐怖の捉え方を適切に把握しているかという点には、率直に言って疑念を抱かざるを得ま […]