チベット聖地巡礼Ⅱ₋④ 庶民的なチベット文化に触れる
2019年11月、チベット聖地巡礼の旅も4日目となりました。体もだんだんと高地に慣れてきました。
●天空の宮殿ポタラ宮
歴代のダライ・ラマの居城であった世界遺産のポタラ宮。昨日に続き、実はここでも超スペシャルなことが起きました。年に一度、お正月にしか入ることのできないダライ・ラマ13世の霊塔の部屋に入ることができした。
現地の人は徹夜で並ぶそうです。ありがたいことに、こんなスペシャルな体験も。ポタラ宮の標高は、丁度、富士山と同じくらい。空気が薄いのでけっこう階段の登リ降りがあり大変でした。
●龍神を祀るお寺
ポタラ宮の裏手にある龍神を祀るお寺。昨日からのミラクル体験の相乗効果なのか、現地ガイドの方も張り切って、ここも通常は入ることができない部屋を案内をしていたただきました。
そこの壁画が注目で、いわゆるチベットの修行者、聖者がどんなことをしていたかというもので、瞑想と空中浮遊、ヨーガ、性喩伽などが細かく描かれた壁画がありました。チベットで語られる神秘的な部分を壁画で語られていたのです。※写真撮影は禁止でした。
●チベット民族衣装と家庭料理
チベット人の自宅に伺い、家庭料理と民族衣装を着た撮影会。こうしたことが可能なのは、日本側の旅行会社がチベットと強いパイプがあり、かつてはその関係者だったということです。みんな衣装を着て写真を撮りあったり盛り上がりました。私も着させていただきました。
●チベット医学の病院
チベット医学は世界四大東洋医学の一つです。中医学、アーユルヴェーダ、ペルシャ医学のエッセンスがチベットの地で混ざり合い、そして仏教とも融合し独自の体系を作り上げました。ラサのチベット医学の病院を見学し、チベット医学の話、医学タンカの話、そして脈診と問診のデモ。私も脈診をしていただくチャンスがありました。