2022年4月25日 / 最終更新日 : 2022年4月25日 服部 書物の森 日本を代表する哲学者の「地獄の思想」と地獄 etc.ここは地獄の一丁目 日本を代表する哲学者・梅原猛の「地獄の思想」(中公新書)を読みました。1967年に書かれた有名な本、さすがに文体がちょっと古い感じがしましたが、内容はとても面白い! 梅原によると地獄というのは仏教的概念が一般に流布された […]
2022年4月21日 / 最終更新日 : 2022年4月21日 服部 書物の森 日本は平安から現代まで呪術に溢れているという話 「日本の呪術」繁田信一(MdN新書) 日本の呪術、それは「おまじない」と言い換えることもできる。この呪術は日本の歴史の中に脈々と受け継がれ実践されてきている。呪術という言葉をみるとと何かおどろおどろしいのですが、「あした […]
2022年4月19日 / 最終更新日 : 2022年4月19日 服部 書物の森 人は、やっぱり「物語」が好きなんだということ 「クリエイティブ脚本術」ジェームス・ボネット著(フィルムアート社) ある時、古本屋に立ち寄り気の向くままパラパラと本をめくっていたら、この「クリエイティヴ脚本術」なる本が、偉大な深層心理学者のユングの無意識の理論やジョゼ […]
2022年4月8日 / 最終更新日 : 2022年4月8日 服部 映画 一冊のビジュアルブックができるほどの「ナイトメア・アリ―」、はたして・・・ 「ギレルモ・デル・トロのナイトメア・アリ―」(DU BOOK) 今最も注目される映画監督のギレルモ・デル・トロによる「ナイトメア・アリー」、残念ながらアカデミー賞の受賞を逃したものの、個人的にはとても注目される作品と思っ […]
2022年4月4日 / 最終更新日 : 2022年4月4日 服部 書物の森 小説「ナイトメア・アリ―」は、タロット・ベースのカーニバル的世界でハードな内容 「ナイトメア・アリー」ウィリアム・リンゼイ・グレシャム著 書店であれこれ本を散策していると、確かギレルモ・デル・トロ監督によって映画化された「ナイトメア・メアリー」の文庫本が目に入ってきました。本の帯にはノワール小説の電 […]
2022年3月28日 / 最終更新日 : 2022年10月17日 服部 書物の森 「実践 魔法カバラ―入門、あらゆる精神世界のエッセンスがあった! 「実践 魔法カバラ―入門」という古代密儀研究者の第一人者である大沼忠弘先生の、すでに絶版になっている本を古本屋で見つけ、それを読みました。大沼先生はカバラ研究(大沼先生はカバラ―と読んでいますが、ここではカバラとします) […]
2022年3月23日 / 最終更新日 : 2022年3月23日 服部 書物の森 楳図かずおの漫画「14歳」ハチャメチャながらも大切なことを伝えている 漫画「14歳」楳図かずお 楳図かずおの漫画「14歳」は近未来の話なのですが、あらゆるものが人工に置き換えられ、もはや生物がまともに住める環境ではない。人間の傲慢さが、地球からのしっぺ返しがあり、地軸は歪み、地球の自転の速 […]
2022年3月17日 / 最終更新日 : 2022年3月17日 服部 書物の森 1970年代、パニック漫画の傑作「漂流教室」 漫画「漂流教室」楳図かずお 東京シティビューで開催されている「楳図かずお大美術展」を見たことにより、とても刺激をうけたので、楳図かずおの漫画を読みたくなりました。会場で「漂流教室」と「14歳」を購入。この作品は対になって […]
2022年2月2日 / 最終更新日 : 2022年2月2日 服部 書物の森 私にとっては遠いイスラム、なのでもっと知りたいと・・・ 世界でキリスト教について信仰が多いと言われるイスラム。私は地球レベルでの隣人であるイスラムの人々の信仰や文化について全くといっていいくらい無知であります。基本、TVのニュースは事件と言った悪い情報を流すものなので、危険な […]
2022年1月27日 / 最終更新日 : 2022年1月27日 服部 映画 超B級映画の巨匠ジョン・カーペンターの魅力 「ジョン・カーペンター 恐怖の論理」(洋泉社) 映画監督ジョン・カーペンター。ホラー、SF、サスペンス、アクションを中心とした映画のジャンルにおいてカルトな人気を誇っていて、今から10年以上前に新作「ザ・ウォード/監禁病 […]