「実践 魔法カバラ―入門、あらゆる精神世界のエッセンスがあった!

「実践 魔法カバラ―入門」という古代密儀研究者の第一人者である大沼忠弘先生の、すでに絶版になっている本を古本屋で見つけ、それを読みました。大沼先生はカバラ研究(大沼先生はカバラ―と読んでいますが、ここではカバラとします)において、草分け的な存在で様々な重要な書物を翻訳もしくが書かれています。

この本はカバラ研究を進めていく中で、イギリスに滞在し現地のカバリストとの交流から学んだことをわかりやすく説明しています。読んでいて思ったのが、私自身、仕事柄様々なスピリチュアルな方々との交流がありますが、それらの方が言っていることがすべてこの本に詰まっているな~ということでした。

オーラ、チャクラ、アストラル体、瞑想、龍、鳳凰、AUMという始原の音、惑星と星座、タロットカード、地球の持つ周波数、4大元素、5大元素、フラワー・オブ・ライフ、ペンタグラム、ダビデの星、女神、聖母マリア、黒いマリア・・・そうしたことが、師と弟子の会話という形式の中で次々と出てきます。

そもそも、ユダヤ神秘思想であるカバラですが、その源流はエジプトにある。古代の密儀は女神信仰がベースにあり、それら古代宗教の儀式のエッセンスはエジプトの女神イシスに突き当るのだと。

ユダヤ教自体がモーセの出エジプトから体系づけられていくかと思いますが、大沼先生と最初に出会ったときに、モーセがいたエジプトは多神教の体系だった。それを一神教にもっていくには難があり、多神教の部分をカバラの生命の樹のセフィロトに充てていったのだと伺ったことがあります。なので古代の叡智をできるだけ近い形で継承しているのがカバラなんだと。

現代から見れば古代ギリシアの密儀も、キリストのグノーシス主義も、キリスト教のカタリ派もすべてその姿を消してしまったわけで、古代の叡智を脈々と受け継いているのがカバラなのだと言われればそう思えてくるのです。

フランス各地で見られる黒いマリア像も、エジプトから古代ヨーロッパの源流にあるケルトのドルイド教がそれら密儀を受け継ぎ、後年、キリスト教がヨーロッパを支配する段になった時にイシス信仰を忘れないための名残である、というのです。そもそも、キリスト教の聖母子像自体が、イシスが息子ホルスを抱く像から影響を受けたのだといいますし、大沼先生が書かれているのは、ケルトがエジプトの影響を大きく受けているというのです。そこにはケルト十字なるものも登場します。

カバラはあらゆるスピリチュアリティを包含すると言われていますが、この大沼先生の本を読めば、然りと言えそうです。刺激的なこのカバラの考え方ですが、古代密儀の叡智を集約させまとめた本として、貴重な本だなと思いました。

51コラボでは、 総時間54時間を超える映像様々なジャンルによる講師のカバラに棺ンする刺激的な話受付期間限定(2022年3月31日まで)のコンテンツを募集しております、そのこの講座の中には、今回取り上げた大沼忠弘先生の動画映像もあります。超お得な唯一無二の企画なので、ぜひサイトを見てほしいものです。

「カバラ・アカデミア」(2022年3月31日まで)

実際、下記の紹介映像をご覧いただければ、これはすごいと感じていただけると思います。購入後は、マイページから3月を過ぎても映像はずっとご覧いただけます。なので、いつでも、どこでも、好きなだけ、ご自分のペースでカバラを学ぶことができます。

無料のカバラに関する貴重な動画9本を!カバラの学校

https://www.youtube.com/watch?v=GQAEAhldrRQ

Follow me!