2022年5月11日 / 最終更新日 : 2022年5月11日 服部 書物の森 【欲望の資本主義に宗教はどう向き合うのか?性と宗教】 「性と宗教」島田裕巳(講談社現代新書) 最近、近かしい方の葬儀がありました。が、そこでお呼びした僧侶へのお布施の金額を聞いたら、なんとも納得がいかない気持ちになりました。一体、時給換算したらいくらになるの?世間のアルバイ […]
2022年5月9日 / 最終更新日 : 2022年9月15日 服部 書物の森 ケルトと日本は世界の両耳飾りの関係性、「ケルトの魂」を読む 「ケルトの魂」鶴岡真弓対談集(平凡社) ケルト研究における日本の第一人者と言えば鶴岡真弓氏でしょう。これまで鶴岡氏の本は数冊読んでいますが、ケルト文化の特徴を、わかりやすく、かつ、そうなんだと感じさてくれるよう的確にまと […]
2022年5月7日 / 最終更新日 : 2022年9月15日 服部 書物の森 古書店で見つけた、ケルト幻想に想いを馳せる・・・ GWは事情により行楽三昧というわけにはいきませんでした。なので近くをぶらっとしたことが多かったのですが、私の好きな古書店で月刊美術誌「芸術新潮」の1998年7月号がケルト特集(20年以上の前の月刊誌です)を組んでいるのを […]
2022年5月2日 / 最終更新日 : 2022年5月2日 服部 書物の森 一歩踏み出す勇気を体現して教えてくれたヒーロー この道を行けば、どうなるものか。危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。踏み出せば、その一足が道となる。迷わず行けよ、行けばわかるさ。 この言葉は1998年4月4日にアントニオ猪木が引退試合でファンに送ったメッセージ。プロレス・ […]
2022年5月1日 / 最終更新日 : 2022年5月1日 服部 オンライン配信 自宅の植物を活用して開運する方法「ガーデニング風水」 51コラボがおすすめする書籍、今回は古神道研究家・暁玲華さんによる『植物で開運!かざるだけでOK ガーデニング風水』(ビジネス社)です。 著者の暁玲華さんは、神道家として活動、その神道には植物に敬意をはらう自然崇拝的な部 […]
2022年4月25日 / 最終更新日 : 2022年4月25日 服部 書物の森 日本を代表する哲学者の「地獄の思想」と地獄 etc.ここは地獄の一丁目 日本を代表する哲学者・梅原猛の「地獄の思想」(中公新書)を読みました。1967年に書かれた有名な本、さすがに文体がちょっと古い感じがしましたが、内容はとても面白い! 梅原によると地獄というのは仏教的概念が一般に流布された […]
2022年4月21日 / 最終更新日 : 2022年4月21日 服部 書物の森 日本は平安から現代まで呪術に溢れているという話 「日本の呪術」繁田信一(MdN新書) 日本の呪術、それは「おまじない」と言い換えることもできる。この呪術は日本の歴史の中に脈々と受け継がれ実践されてきている。呪術という言葉をみるとと何かおどろおどろしいのですが、「あした […]
2022年4月19日 / 最終更新日 : 2022年4月19日 服部 書物の森 人は、やっぱり「物語」が好きなんだということ 「クリエイティブ脚本術」ジェームス・ボネット著(フィルムアート社) ある時、古本屋に立ち寄り気の向くままパラパラと本をめくっていたら、この「クリエイティヴ脚本術」なる本が、偉大な深層心理学者のユングの無意識の理論やジョゼ […]
2022年4月8日 / 最終更新日 : 2022年4月8日 服部 映画 一冊のビジュアルブックができるほどの「ナイトメア・アリ―」、はたして・・・ 「ギレルモ・デル・トロのナイトメア・アリ―」(DU BOOK) 今最も注目される映画監督のギレルモ・デル・トロによる「ナイトメア・アリー」、残念ながらアカデミー賞の受賞を逃したものの、個人的にはとても注目される作品と思っ […]
2022年4月4日 / 最終更新日 : 2022年4月4日 服部 書物の森 小説「ナイトメア・アリ―」は、タロット・ベースのカーニバル的世界でハードな内容 「ナイトメア・アリー」ウィリアム・リンゼイ・グレシャム著 書店であれこれ本を散策していると、確かギレルモ・デル・トロ監督によって映画化された「ナイトメア・メアリー」の文庫本が目に入ってきました。本の帯にはノワール小説の電 […]