2020年2月10日 / 最終更新日 : 2020年2月20日 服部 書物の森 チベットの精神文化は思わぬところにも影響を与えている 『チベットの死者の書』ティモシー・リアリー(八幡書店) ティモシー・リアリーは、サイケデリック文化に多大な影響を与え、ニューエイジ運動においても理論的リーダーだった人。私もぶっ飛んだ心理学者として、その名前くらいは知って […]
2020年2月10日 / 最終更新日 : 2020年2月20日 服部 書物の森 物語の力は人生を何倍にもするのだ 『秘伝「書く」技術』夢枕獏(集英社文庫) 小説家・夢枕獏氏の「『秘伝「書く」技術』を読んでいると、いろいろな発見がありました。 30年以上にわたって「陰陽師」はじめ、ベストセラー小説を生み出してきた夢枕氏が、アイデアが出 […]
2020年2月10日 / 最終更新日 : 2020年2月20日 服部 書物の森 聖なるものは我々の幻想や夢の中で活躍している 『聖なる次元』秋山さと子(思索社) ユング心理学を日本に紹介した第一人者である秋山さと子さん。今から40年近く前に本を読んだ記憶があります。無意識の世界、夢解釈など、秋山さんの本から多くの見方、考え方を学んだように思いま […]
2020年2月10日 / 最終更新日 : 2020年2月20日 服部 書物の森 プロレス的作為は世に蔓延している 『プロレスまみれ』井上章一(宝島社新書) 読みやすい文体と私の好きな昭和プロレスがテーマだから、すいすい読めました。私より6歳年上、井上氏は著名な学者でありますが、プロレスに関するこのような本を書くとは、意外でした。井上 […]
2020年2月10日 / 最終更新日 : 2020年2月20日 服部 書物の森 拳一つでのし上がった世界チャンピオンの壮絶闘病記 『見落とされた癌』竹原慎二(双葉社) 竹原慎二さんという元ボクシングの世界チャンピオンだった方がいます。実力ひしめく過酷な階級といわれるミドル級で世界を取ったので、実力はピカ一だったと思います。と書くものの、私は竹原選手 […]
2020年2月10日 / 最終更新日 : 2020年2月20日 服部 書物の森 不況の波を逆手に、出版界の規格外の革命児 『死ぬこと以外かすり傷 』箕輪厚介(マガジンハウス) 書店で表紙を見かけ、パラパラとページをめくり購入した幻冬舎の編集者・箕輪厚介氏の「死ぬこと以外かすり傷」は、強烈なパワーを持った本でした。 一年で100万部を叩き出す […]
2020年2月10日 / 最終更新日 : 2020年2月15日 服部 書物の森 平成とはどんな時代だったのか? 『平成史』佐藤優&片山杜秀(小学館文庫) よく書店で著書をみかける佐藤優氏と片山杜秀氏が、平成の時代を語り合った本。あたりまえのことですが、平成から令和に移行する際、平成を振り返る本が多数でました。 平成の世になったとき […]
2020年2月10日 / 最終更新日 : 2020年2月15日 服部 書物の森 危機管理と国防意識、イスラエルから日本は何を感じるのか? 『イスラエル ユダヤパワーの源泉』三井奈美(新潮新書) イスラエルは、日本によって、今最も注目すべき国のひとつであると私は考えています。そのイスラエルを理解するために、三井美奈氏の「イスラエル ユダヤパワーの源泉」(新潮 […]
2020年2月10日 / 最終更新日 : 2020年2月20日 服部 書物の森 知で立つ国、イスラエルがすごい!日本も学ぶところ多々あり 『知立国家 イスラエル』 米山伸郎 (文集新書) この米山伸郎氏の「知立国家 イスラエル」(文春新書)は、並みの自己啓発本よりもよっぽどスリリングで刺激的な本でした。 私は2017末にイスラエルにはじめて行きましたが、そ […]
2020年2月9日 / 最終更新日 : 2020年2月20日 服部 書物の森 フランス現代思想とチベット密教のミシン台における幸福な出会い? 『チベットのモーツアルト』中沢新一(講談社学術文庫) 著名な人類学者・中沢新一氏の「チベットのモーツァルト」(講談社学術文庫)を読みました。この本は1983年に発売され浅田彰氏の「構造と力」とともにニューアカデミズムと評 […]