2021年3月31日 / 最終更新日 : 2021年3月31日 服部 書物の森 人と水の妖精の幻想的異類婚が切なく悲しい 「水の精(ウンディーネ)」フーケ著(訳:識名章喜) まだ見てはおりませんが、現在公開中の映画「水を抱く女」の原作になっているのが、1811年に書かれたフーケの短編小説「水の精(ウンディーネ)」。映画をみる前に読んでみたく […]
2021年3月9日 / 最終更新日 : 2021年3月9日 服部 書物の森 現代ウィッチクラフト(魔女)の母と呼ばれる女性の本 「魔女の聖典」ドリーン・ヴァリアンテ (国書刊行会) またしても魔女についてです。著者のドリーン・ヴァリアンテは、現代魔女術の創始者であるジェラルド・ガートナーの弟子にあたる人。これまで見てきたようのと同じように、現代の […]
2021年2月11日 / 最終更新日 : 2022年10月22日 服部 書物の森 魑魅魍魎が跋扈する「百鬼夜行」 魑魅魍魎たちが跋扈する百鬼夜行絵巻、他の絵とは違う魅力を感じます。それは私にとっての妖怪絵巻の原点は子供の頃、映画館の大スクリーンで見た映画「妖怪百物語」のラストシーンにあります。妖怪たちが踊りながら進んでいくパレードの […]
2021年1月13日 / 最終更新日 : 2023年1月12日 服部 書物の森 不思議な聖書の暗号、私も少し考えてみた・・・ 聖書は世界で一番読まれている本といいます。この3,000年前に書かれ世界に大きな影響を与えてきた聖書、この聖書に人類の過去の主要な出来事や未来のことまでも暗号として書かれているのだという驚きの内容を書いた本がマイケル・ド […]
2020年11月23日 / 最終更新日 : 2021年2月10日 服部 書物の森 日本文化、感性の真髄は“陰翳”にあり 谷崎潤一郎「陰翳礼讚」 先週も書きましたがNHKの「100分de名著」で日本を代表する耽美派の小説家・谷崎潤一郎を取り上げていました。番組で取り上げていた谷崎の名エッセイ「陰翳礼讚」について私なりの観想を書いてみたいと思 […]
2020年11月20日 / 最終更新日 : 2023年1月16日 服部 書物の森 耽美派・谷崎潤一郎「春琴抄」の謎と魅力 NHK・Eテレで放送中の「100de名著」、この番組は面白く毎週みているのですが、先週は谷崎潤一郎を取り上げていました。耽美文学の雄としてしられる谷崎は、その文体もこれぞ日本語と言いたくなるくらいの美しさがあります。その […]
2020年11月12日 / 最終更新日 : 2020年11月12日 服部 書物の森 知の巨人の好奇心の広がりが、マンガラクタとは? 「荒俣宏の大大マンガラクタ館」展(千代田区立日比谷図書文化館) 博覧強記の怪物的存在の知識人とは荒俣宏さん、と言えるのではないでしょうか?プロフィールにもありますが、博物学、神秘学、風水などそのジ […]
2020年11月7日 / 最終更新日 : 2020年11月7日 服部 書物の森 コロナ禍で閉塞感漂う中で、私を変化させていく方法とは? 「全脳活性で潜在意識を書きかえる」山岡尚樹(フォレスト出版) 51コラボで、スピリチュアル・サミット1&2、そしてエジプトツアー「ゴッズ・オブ・エジプト」でご一緒させていただいた全脳活性プロデューサーの山岡尚樹さんが、フ […]
2020年11月4日 / 最終更新日 : 2020年11月4日 服部 書物の森 まさかそこにカバラを発見し驚いた水木しげるの漫画 水木しげるの漫画「悪魔くん」と「悪魔くん 魔界大百科」 書店のコーナーで組まれていた妖怪特集。そこで目にしたのが水木しげるの「悪魔くん」の漫画と子供向け復刊書籍「悪魔くん 魔界大百科」という本。懐かしくなり、ちょっと手に […]
2020年10月26日 / 最終更新日 : 2020年10月26日 服部 書物の森 言葉の錬金術師が魅了する/昭和のマルチクリエイター! 「イラストレーターが挑む 寺山修司の言葉」展 もう会期は終わってしまった(10月22日終了)のですが、偶然遭遇した〝寺山修司”の世界。 10年以上前になると思いますが、寺山修司の映画「田園に死す」を見て、強いインパクトを […]