2021年8月24日 / 最終更新日 : 2021年8月24日 服部 書物の森 眼も喜ぶ?聖なる場所+芸術をピックアップした雑誌 特集「とっておきの聖地」(「芸術新潮」2021年8月号) 「聖地」とは? 以前私はこのブログで宗教学者の植島啓司氏の「聖地の想像力-人はなぜ聖地をめざすのか」という書物で、その定義を9つの要素で定義していました。(記事「 […]
2021年8月23日 / 最終更新日 : 2022年10月19日 服部 書物の森 自然のリズムを描いたケルト紋様、書いてみようと思ったら大変だった(;^_^A 「ケルト紋様の幾何学」(アダム・テットロウ著) ケルトと聞いて想起するのは音楽であり、渦巻き紋様です。渦巻きはよく生命の根源的な象徴的表現とも言われることを度々、本などで目にすることがあります。「ケルト紋様の幾何学」は、 […]
2021年8月19日 / 最終更新日 : 2021年8月19日 服部 書物の森 プラハのカバラ伝説「ゴーレム」を題材にしたドイツ幻想小説 「ゴーレム」グスタフ・マイリンク(今村孝・訳) 第一次世界大戦下、グスタフ・マイリンクによるドイツの幻想小説「ゴーレム」、偶然、図書館で見つけて借りて読んでみた。ゴーレム伝説はプラハのユダヤ人による人造人間の話なんですが […]
2021年8月11日 / 最終更新日 : 2021年8月11日 服部 書物の森 ユーラシア大陸の端と端の島、古代遺跡からみる文化 「縄文とケルトー辺境の比較考古学」松木武彦(ちくま新書) 縄文とケルト、興味深いタイトルに惹かれました。私は考古学に興味があるわけではないけれど、一部でちょっとした縄文ブーム?があることと、ケルトについては、キリスト教以 […]
2021年8月4日 / 最終更新日 : 2021年8月4日 服部 書物の森 死んだらどうなるのか?哲学者による簡易な考察 「死んだらどうなるのか? 死生観をめぐる6つの哲学」伊佐敷隆弘(亜紀書房) 死んだら一体どうなるのか?この人にとっての大いなる謎は、古今東西において宗教や哲学をはじめ様々な考えを膨らませてきたし、未だ持って人類の最大の謎 […]
2021年7月21日 / 最終更新日 : 2022年10月19日 服部 書物の森 終わりのない変化?ケルトの感性 「図説 ケルトの歴史 文化・美術・神話を読む」(著:鶴岡真弓・松村一男) ケルト文化に興味を持ち始めています。ケルト=アイルランドのイメージが強かったんですが、実はヨーロッパ大陸全般に渡り広がっていたことをケルトを研究し […]
2021年7月19日 / 最終更新日 : 2021年7月19日 服部 書物の森 巨石を信仰したかの地に一度行ってみたいと思う 「巨石」山田英春・著(早川書房) 図書館で山田英春氏というブック・デザイナーの方の「巨石 イギリス・アイルランドの古代を歩く」という本が目に留まりました。巨大な石、それは日本においても磐座と呼ばれるように神々がそこにいる […]
2021年7月8日 / 最終更新日 : 2022年10月19日 服部 書物の森 循環的生命観、ケルトの再生思想を解説したとても興味深い本 「ケルト 再生の思想ーハロウィンからの生命循環」鶴岡真弓(ちくま新書) 鶴岡真弓氏の『ケルト 再生の思想』はとても興味深い本でした。古代ケルトにとって一年の始まりは「ハロウィン/サウィン」であり「死からの再生」の観念を軸 […]
2021年7月6日 / 最終更新日 : 2021年7月6日 服部 書物の森 安西先生に教わる、おもしろ美術一年生! 「安西水丸 おもしろ美術一年生」(Coyote) 先週、世田谷文学館で開催されている「イラストレーター 安西水丸」展を観てきたのですが、その活動をみて刺激を受けミュージアムショップで販売していた「Coyote Mook […]
2021年7月5日 / 最終更新日 : 2021年7月5日 服部 書物の森 短歌に詠われた「喫茶ボンボン」のプリンが美味しくて・・・ 先週、母の納骨で墓がある名古屋に行きました。その帰り道、短歌が好きな妻が永井陽子という名古屋に住んでいた夭逝の天才歌人がいて、活動していた場所に行ってみたいということで、その地に行ってみました。この辺りだろうと散策し、歩 […]