2021年12月15日 / 最終更新日 : 2021年12月15日 服部 書物の森 聖剣エクスカリバー!アーサー王は死んでない? 「アーサー王伝説」ジェフリー・アッシュ著(平凡社) アーサー王、私は恥ずかしながらその伝説の人物の名前を記憶にとどめたのはごく最近のことです。しかし、気づかずに今から40年前にそのアーサー王と遭遇していたのでした。それは […]
2021年12月14日 / 最終更新日 : 2021年12月14日 服部 書物の森 「花束はきらい。白い椿が一輪あればいい」byシャネル、花の名言を集めた本 「偉人の花ことば」杉原梨江子(説話社) 杉原梨江子さんという作家の方がいます。原爆や戦争、震災を生きのびた木々を訪ね、当時の記憶がある人達から話を聞き取り、後世に伝える活動をされている方です。杉原さんのキーワードは、<木 […]
2021年12月13日 / 最終更新日 : 2022年9月15日 服部 書物の森 中間領域で融合する状態?ミステリアスなケルト! 「ミステリアス・ケルト」 ジョン・シャーキー著 (平凡社) 以前にも書いたことがありますが、その昔、平凡社か発刊されていた「イメージの博物誌シリーズ」、人間の想い、心理作用、創造力がどのような形で文化として残されてきたの […]
2021年12月6日 / 最終更新日 : 2022年9月15日 服部 書物の森 ケルト研究の第一人者・鶴岡真弓氏のテキストは知的な刺激に満ちている 「ケルト美術への招待」鶴岡真弓(ちくま新書) 鶴岡真弓氏はケルト芸術の専門家として知られ、ケルトに関する著作も多数。鶴岡氏の書籍を読むと、とてもわかりやすい上に、言語感覚が鋭いというか研ぎ澄まされた感じを毎回感じています […]
2021年11月19日 / 最終更新日 : 2021年11月19日 服部 書物の森 神話につながる地が多いというアイルランド 「ケルト、神々が住む聖地」ヘクター・マクドネル著(創元社) ケルトのイメージが強いアイルランド。そこはストーンサークルなどの巨石文明の遺跡があり、ケルトとキリスト教が融合した文化を見ることができ、妖精伝説が残る国。ユーラ […]
2021年11月10日 / 最終更新日 : 2021年11月10日 服部 書物の森 日本にあったユニークな仏教の死生観 「ユリイカ」増刊号(1994年12月) このところ死をテーマに書いています。今回は1994年12月の「ユリイカ」増刊号についてです。当時は死者の書がとても注目されていたのだと思います。あのユリイカからこのような本が出てい […]
2021年11月9日 / 最終更新日 : 2021年11月9日 服部 書物の森 日本を代表する宗教学者が「死」について語った本 「わたしが死について語るなら」 山折哲雄・著(ポプラ社) 日本を代表する宗教学者・山折哲雄氏による「わたしが死について語るなら」という本を読みました。氏が78歳の時に出した本、その年齢はじゅうぶん死がまじかに迫ってきてお […]
2021年11月8日 / 最終更新日 : 2022年10月18日 服部 書物の森 メメント・モリ(死を想え)、死者のための本は各地にある 「イメージの博物誌 死者の書」(スタニスラフ・グロフ著) 若い頃、読んでみたい本に手が出なかったことは先日書いた通りです。ただ思うに、どうしてもよみたい本は無理しても買うし、図書館で借りて読めるわけだから、そこまでは強く […]
2021年11月5日 / 最終更新日 : 2022年11月10日 服部 書物の森 世界中で見ることができる太古の智慧「魂の航海術」 「イメージの博物誌 魂の航海術」スタニスラフ・グロフ著 平凡社という出版社から出ている「イメージの博物誌」という図版がメインのシリーズ本があります。このシリーズの書籍が刊行されていたのは80~90年代にかけて、なので今か […]
2021年10月29日 / 最終更新日 : 2022年10月18日 服部 書物の森 チベットの「死者の書」について、あれこれ想いを巡らせて 人は死んだらどうなるか?という謎について古代より多くのことが語られて来ました。中でも一番有名なのがエジプトの「死者の書」、古代エジプト展を2つ見て、エジプトの死者の書の本を読んだ。そしてもう一つの「死者の書」それがチベッ […]