2020年4月28日 / 最終更新日 : 2020年4月28日 服部 書物の森 彼は行き来する。彼はそこにいる、彼はどこにもいない 『宗教学講義―いったい教授と女生徒のあいだに何が起こったのか』植島啓司 (ちくま新書) 植島啓司氏は80年代後半において書店の棚を賑やかせた宗教学者で斬新な切り口に興味を持った一人です。植島氏は、様々なサブカル的な要素を […]
2020年4月28日 / 最終更新日 : 2020年4月28日 服部 書物の森 100年前にチベットで修業した凄い仏教僧がいた 『チベット滞在記』多田等観(講談社学術文庫) 100年以上前にチベットで修業した僧侶の多田等観という仏教僧侶の名前を聞いたことがあるでしょうか?多田僧侶は大正期にチベットに渡り、ラサの寺院で10年の長きに渡りチベット仏教 […]
2020年4月28日 / 最終更新日 : 2020年4月28日 服部 書物の森 聖地の路地裏で暮らす人々の生活を描く 『チベット 聖地の路地裏 八年のラサ滞在記』村上大輔 (法蔵館) 村上大輔という方が著者の、この本はとてもわかりやすく、そして、親近感を持って読むことができました。チベットとなると遥かなる秘境というイメージが強いです。私 […]
2020年4月28日 / 最終更新日 : 2020年4月28日 服部 書物の森 歴史の波に飲み込まれながらも美しく生きた高僧の物語 『チベットの先生』中沢新一(角川ソフィア文庫) 宗教学者・中沢新一氏が学んだチベット密教の師匠ケツン・サンポという方の自伝的内容の本。 チベット密教僧の自伝なんだ、身近ではないので面白いのかな?と読み進めて思ったわけです […]
2020年4月27日 / 最終更新日 : 2020年4月27日 服部 書物の森 世界軸としての聖地はメモリーバンク機能を持つ場所 『聖地の想像力-人はなぜ聖地をめざすのか』植島啓司 (新潮新書) 宗教学者の植島啓司の本 「聖地の想像力」 (新潮新書)。植島氏は私が20~30歳代にかけて華々しくいくつもの刺激的な本を出されていました。サブリミナル効果 […]
2020年4月26日 / 最終更新日 : 2020年4月27日 服部 書物の森 絢爛たるチベットの秘仏と異形の神々に出会う 『チベット密教の神秘 快楽の空・智慧の海』正木晃氏&立川武蔵(学習と研究社) たぶん中古でしか購入できないと思います。学研から出版された「チベット密教の神秘 快楽の空・智慧の海」(1997年刊)という本。この本は当代一級 […]
2020年3月31日 / 最終更新日 : 2020年3月31日 服部 書物の森 名画の謎を面白おかしく読み解く本 「名画の謎」中野京子(文春文庫) 著者の中野京子氏は「怖い絵」という本が数年前に話題になり、2017年には「怖い絵展」という展覧会を美術館が開催するなど、地味な美術の世界でブームを作った方です。その中野氏が「名画の謎」と […]
2020年3月31日 / 最終更新日 : 2020年3月31日 服部 書物の森 川も湖も海も呼び方は違っているが、どれも水であることに変わりはない 「ユダヤ教 キリスト教 イスラーム 一神教の連環を解く」菊地章太著(ちくま新書 ) ユダヤ教、キリスト教、イスラム教という三大宗教は一神教であり、ひとつの神様を信仰していますが、この神が同じ神であるということを知らない方 […]
2020年3月31日 / 最終更新日 : 2020年3月31日 服部 書物の森 聖書を考古学する? 「聖書考古学 遺跡が語る史実」長谷川修一(中公新書) 長谷川修一氏の「聖書考古学 遺跡が語る史実」なる本を読みました。聖書には天地創造からアダムとイヴ、ノアの方舟、モーセの出エジプト、ダビデ・ソロ […]
2020年3月31日 / 最終更新日 : 2020年3月31日 服部 書物の森 イエスの血脈の真偽はさておき、何度読んでも面白い本 「ダ・ヴィンチ・コード」ダン・ブラウン(角川書店) 世界的ベストセラーとなったダン・ブラウンの「ダ・ヴィンチ・コード」を再読しました。当時もワクワクして一気に読みましたが、その面白さは変わらず。 この本がきっかけで、キー […]