イスラエル聖地巡礼② 死海で浮遊感覚を味わう

イスラエル建国の父ベングリオンは偉大な人物

2018年12月イスラエル聖地巡礼2日目、時差の加減で早く目が覚めました。巨大なラモン・クレーターがミツペラモンの夜明け。

午前中は建国の父、初代イスラエル首相のベン・ベングリオンの家へ行きました。そこでエリシャさんという現在は指導的立場にあり、キブツでベングリオンと一緒に住んでいたという方の話を聞きました。

ユダヤ人は世界中で差別され、迫害された歴史があるため、自らの国を持ったというのは悲願なわけです。シオニズム運動を経てイギリスの三枚舌外交により、1948年イスラエルが建国されることになります。建国当初より様々な問題を孕んだイスラエルですが、約束の地は砂漠の地であり、そして周囲は敵国に囲まれています。そうした中で食糧供給は不可欠です。

イスラエルはキブツと呼ばれる社会主義的集団農場を作り、砂漠を農地開拓していきます。ベングリオンは首相という立場にありながら、自らキブツに入植し、その先頭に立ったそうです。その素晴らしい人物像に触れ、こんな方がいたとはじめて知り感動しました。何もない砂漠の地に、木が被い繁る農場を先頭に立って指導したベングリオンはすごい人だなと。

ここがかつて砂漠であったとは!
ガイドの方とともに

死海での不思議な浮遊感覚体験

そして、午後は死海へ向かいました。この死海ですが、想像していたイメージとは違い、リゾート地となっていました。死海に浮かんでみると、これがホントに浮かぶ、不思議な体験。死海に身を投げ出して空を見ていると、なんとも言えない地球との一体感を感じました。

宿泊したホテル、死海の背景は砂漠の荒れ野

浮遊する感覚と目の前に広がる突き抜けるような空。素晴らしい体験と感覚を味わいました。ミネラルが豊富なこの濃度の濃い死海の水は皮膚にもいいそうで、泥パックなどがあります。

浮いたぜ!「

この不思議な地球からの贈り物には感動!

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