2021年6月14日 / 最終更新日 : 2022年10月19日 服部 映画 世界で最も美しい本と言われる「ケルズの書」 世界で最も美しい本「ケルズの書」 世界で最も美しい本と言われているのが「ケルズの書」です。 この「ケルズの書」とは、1200年前の9世紀初頭、スコットランドのアイオナ島の聖コルンバゆかりの修道院で着手された聖書のこと。そ […]
2021年6月9日 / 最終更新日 : 2021年6月9日 服部 書物の森 古代ケルトはヨーロッパ大陸に広がっていた民族集団だった 51コラボでは、「おすすめする書籍」として本を紹介しています、今回はエッセイスト・武部好伸さんによる『ヨーロッパ古代「ケルト」の残照』(彩流社)です。 ヨーロッパの基層文化を築いたといわれる古代ケルト人の生活基盤となった […]
2021年5月25日 / 最終更新日 : 2021年5月25日 服部 書物の森 自分の美学に忠実に、かつ、自らの思想体現のために行動した作家 「文化防衛論」三島由紀夫 三島由紀夫の「文化防衛論」、この本には表題のもの以外に、大学で学生達とティーチ・インをしたものも含まれており、小説を読むのとは違ったダイレクトな彼の思想をみることができ興味深い。それによると(も […]
2021年5月24日 / 最終更新日 : 2021年5月24日 服部 書物の森 実態を知らぬ他者達が様々な憶測を、暗示的な三島の戯曲 戯曲「サド侯爵夫人」 三島由紀夫 三島由紀夫の戯曲のこの戯曲は、あまりにも美しくそして官能的な日本語、それにホレボレしてしまう作品だった。この三島の作品を読みながら、舞台化するにはかなりの負荷で役者の力量が要求されるだろ […]
2021年5月21日 / 最終更新日 : 2021年5月21日 服部 書物の森 裏切りの想いが別の対象に向かっているような捻じれた小説 「午後の曳航」三島由紀夫 三島由紀夫の小説「午後の曳航」を読んだのですが、私としては、そのタイトルから持つ印象とは全く違ったものでした。私は大人のロマンスを書いたものかなと想像していたのですが、意外や意外、13歳の子供が […]
2021年5月20日 / 最終更新日 : 2021年5月20日 服部 書物の森 肉体への憧憬、微細な視点の告白を描いた小説 「仮面の告白」三島由紀夫 三島由紀夫の小説について、私は正直、ほとんど接点がありませんでした。40年前の学生の時に読んであまり面白いと感じずに、2冊目までは手を出さなかった。もしかしたら途中で投げ出してしまったかもわから […]
2021年5月19日 / 最終更新日 : 2021年5月19日 服部 書物の森 青年に宿った「金閣寺」という幻想の絶対美が狂おしく心を乱していく小説 「金閣寺」三島由紀夫 小説家の平野啓一郎さんが三島由紀夫の小説「金閣寺」解説して、なるほどと頷きながら見ている今月の「100de名著」(NHK・Eテレ)。この番組は毎回、名著を深堀していくので楽しく見ています。 ところで […]
2021年5月11日 / 最終更新日 : 2021年7月3日 服部 書物の森 「あるヨギの自叙伝」には精神世界に関するあらゆることが詰まっている 「あるヨギの自叙伝」パラマハンサ・ヨガナンダ(森北出版) 世界の多くの人たちに影響を与えた「あるヨギの自叙伝」という本があります。インドの聖者パラマハンサ・ヨガナンダの自叙伝で、彼は西洋社会にヨガを伝えた重要な人物です。 […]