2021年7月2日 / 最終更新日 : 2021年7月2日 服部 映画 自己制御と判断力が麻痺し、落とし穴に気づかず奈落へと・・・清張さんの「わるいやつら」 「わるいやつら」松本清張 松本清張のピカレスク・ロマン「わるいやつら」。この長編小説に登場する人物は皆、欲望に忠実に動いている。己の欲望を満足させるために目の前の困難を乗り越えようとするし、また問題も引き起こしてしまう。 […]
2021年6月30日 / 最終更新日 : 2021年7月11日 服部 書物の森 著名な心理学者がケルトの地を巡って感じたこと 「ケルト巡り」河合隼雄(NHK出版) 著者の河合隼雄氏は、私にとっては大きな影響を受けた方の一人です。今から40年前の学生時代、京都で下宿していた深夜、何気なくNHKの番組を見ていたら河合隼雄氏がユング心理学について話を […]
2021年6月24日 / 最終更新日 : 2021年6月24日 服部 映画 天城を越る途中に天女に出会う清張の小説 「天城越え」松本清張 松本清張の小説の中でもこれはいい作品だなあと感じるのが短編の「天城越え」である。もともと清張の作品は短編がおもしろいと思っていた。その短編の中でも特に「天城越え」は詩情に溢れ清張の短編の中でも傑出し […]
2021年6月23日 / 最終更新日 : 2021年6月23日 服部 書物の森 私の身体は私にとって未知の領域という意外な真理 「意識の皮膚」鷲田清一 国立新美術館の 「ファッション イン ジャパン 1945-2020 流行と社会」展 を見てきたわけですが、それに刺激を受けて「現代モード論」(北山晴一、酒井豊子) という古い本を手にしました。そし […]
2021年6月22日 / 最終更新日 : 2021年6月22日 服部 書物の森 モードを考えることは自分とは?社会とは?を考えること 「現代モード論」北山晴一、酒井豊子・著 日本戦後ファッション通史の展覧会であった国立新美術館の 「ファッション イン ジャパン 1945-2020 流行と社会」展 を見て、本棚の奥にった古い本を手に取って見ました。放送大 […]
2021年6月15日 / 最終更新日 : 2021年6月15日 服部 映画 ボタンを掛け違うと恐ろしい展開に・・・清張の霧の旗 「霧の旗」松本清張 松本清張の「霧の旗」、この小説は不思議な感覚にさせられる作品。というのも強盗殺人の容疑で犯人とされた兄を無実と信じる妹・柳田桐子が著名な弁護士・大塚に弁護を依頼するものの断られたことからくる女の復讐の […]
2021年6月14日 / 最終更新日 : 2022年10月19日 服部 映画 世界で最も美しい本と言われる「ケルズの書」 世界で最も美しい本「ケルズの書」 世界で最も美しい本と言われているのが「ケルズの書」です。 この「ケルズの書」とは、1200年前の9世紀初頭、スコットランドのアイオナ島の聖コルンバゆかりの修道院で着手された聖書のこと。そ […]
2021年6月9日 / 最終更新日 : 2021年6月9日 服部 書物の森 古代ケルトはヨーロッパ大陸に広がっていた民族集団だった 51コラボでは、「おすすめする書籍」として本を紹介しています、今回はエッセイスト・武部好伸さんによる『ヨーロッパ古代「ケルト」の残照』(彩流社)です。 ヨーロッパの基層文化を築いたといわれる古代ケルト人の生活基盤となった […]
2021年6月8日 / 最終更新日 : 2021年6月8日 服部 書物の森 映画は名作だけど原作はそこまではと感じた清張さんの本 「砂の器」松本清張 松本清張の代表作はといえば多くの人が「砂の器」を思い浮かべるでしょう。事実、小説もその作品が一番売れているようです。映画化された「砂の器」も日本映画史に残る作品となっていますから。 しかしその「砂の器 […]
2021年5月25日 / 最終更新日 : 2021年5月25日 服部 書物の森 自分の美学に忠実に、かつ、自らの思想体現のために行動した作家 「文化防衛論」三島由紀夫 三島由紀夫の「文化防衛論」、この本には表題のもの以外に、大学で学生達とティーチ・インをしたものも含まれており、小説を読むのとは違ったダイレクトな彼の思想をみることができ興味深い。それによると(も […]