2023年11月28日 / 最終更新日 : 2023年11月28日 服部 聖なるものを巡る思考 中世ヨーロッパ最大の異端カタリ派について考えた 私はカタリ派という存在を知らずにきました。数年前、南フランスに行った時、ドライバーの方が、車を止めて、あそこがカタリ派最後の砦になったモンセギュールと教えてくれました。それをきっかけに、調べるとカタリ派はカトリックから異 […]
2023年11月27日 / 最終更新日 : 2023年11月27日 服部 聖なるものを巡る思考 グノーシス主義について考えた グノーシス主義という言葉を知ったのは、20代の頃に、著名な深層心理学のユングの著作物を読んだときでした。人間心理の深い部分まで切り込んでいくユングの思想に、若かった私はとても感銘し、その後の、ものの見方に大きな影響を与え […]
2023年10月17日 / 最終更新日 : 2023年10月17日 服部 聖なるものを巡る思考 仮面の魔術的側面 仮面とは、人体の顔の一部または全体に被るもの、または覆うものを指す言葉です。仮面にはさまざまな種類や用途があります。例えば、宗教的な儀式や演劇、祭礼などで役になりきるために使われる仮面や、顔を隠して正体を分からなくするた […]
2023年9月9日 / 最終更新日 : 2023年9月9日 服部 書物の森 妖怪の不思議な魅力、日本文化と人間の想像力を探れ! 定期的に訪れる妖怪ブーム。妖怪とは一体、なんなんでしょう?妖怪は日本文化や人間の心性に深く関わる存在であり、その定義や歴史や文化については様々な研究がなされてきました。この映像では、妖怪に関する3人の鉄人から、その考察の […]
2023年8月29日 / 最終更新日 : 2023年8月29日 服部 書物の森 エロスは侵犯という観念的暴力によって生じるという論理 『エロティシズム』ジョルジュ・バタイユ(ちくま学芸文庫) ジョルジュ・バタイユの「エロティシズム」、この本は澁澤龍彦の訳で30年以上も前に読んだことがあります。今、このバタイユの「エロティシズム」は私にどう映るのでしょう […]
2023年8月28日 / 最終更新日 : 2023年8月28日 服部 書物の森 すべてを知っていることは、何も知らないことと同じ・・・ 『非-知 閉じざる思考』 ジュルジュ・バタイユ (平凡社ライブラリー) ジョルジュ・バタイユの「非-知 閉じざる思考」は、彼がテーマとした<非-知>について講演であったり草稿であったりをまとめたもの。ただ、この<非-知> […]
2023年8月27日 / 最終更新日 : 2023年8月27日 服部 書物の森 有用性を追求する資本主義について呪術的に考察する 『呪われた部分 有用性の限界』ジョルジュ・バタイユ(ちくま学芸文庫) バタイユは、太陽とは無限に贈与する存在、象徴であり栄誉のイメージであるという。我々は日頃、この太陽の恩恵を半ば当たり前のようにそして無意識に享受してい […]
2023年8月26日 / 最終更新日 : 2023年8月26日 服部 書物の森 聖なるものに触れると、この身は砕け散ってしまうものなのか? 『宗教の理論』ジョルジュ・バタイユ(ちくま学芸文庫) ジョルジュ・バタイユの「宗教の理論」は、抽象的な記述が多く、ややもすれば難しい本です。1ページ、1ページ、観念的な文章を読み解いていかねばならないのですが漠然としてし […]
2023年8月25日 / 最終更新日 : 2023年8月25日 服部 書物の森 そこから先に行くと一個の眼球になってしまう極点の体験とは? 『 内的体験 』 ジョルジュ・バタイユ (平凡社ライブラリー ) ジョルジュ・バタイユの「内的体験」とは? それはバタイユが体験した「神秘的体験…恍惚の、法悦の、少なくとも瞑想がもたらす感動の状態」の内的体験について延々 […]
2023年6月29日 / 最終更新日 : 2023年6月29日 服部 聖なるものを巡る思考 女神の秘密:9の魔法 ジョージ・ルーカスの「スターウォーズ」に多大な影響を与えたという著名な神話学者ジョーゼフ・キャンベルの「神話と女神」という分厚い本によると女神の数字というのが出てきます。 ここで数字というのは数秘術に見ることができるよう […]