2021年10月6日 / 最終更新日 : 2021年10月6日 服部 書物の森 日本を代表する思想家・梅原猛による日本人の死生観とは? ユリイカという月刊誌があり、1994年の臨時増刊号に「死者の書」と題した特集号があり、そこに日本を代表する思想家・梅原猛の「あの世の話―日本人の死生観」という原稿がありました。これを読んでみたら面白かったので、それを箇条 […]
2021年10月4日 / 最終更新日 : 2021年10月4日 服部 書物の森 諸星大二郎を巡る2冊の本、さらにその深みを知る 諸星大二郎の漫画を読んでいると、数々の古代遺跡が出てきて、実はそこにはこんな意味があったと異界へと通じるスポットであり超古代史的な意味が隠されている?なんて思えてくるわけです。 たとえばムック本の「文藝別冊 諸星大二郎 […]
2021年9月27日 / 最終更新日 : 2021年9月27日 服部 美術・工芸・演劇 「異界」を独創的に表現、その世界観を展示した「諸星大二郎展」 「諸星大二郎展 異界への扉」(三鷹市美術ギャラリー) 三鷹市美術ギャラリーで開催中の「諸星大二郎展 異界への扉」(10/10まで)は、天才漫画家・諸星大二郎の世界を7つのキーワードによるくくりで分け、原画と説明、それにか […]
2021年9月21日 / 最終更新日 : 2021年9月21日 服部 書物の森 神話、民俗学、考古学、宗教を縦横無尽に駆け巡る、諸星大二郎の漫画がすごい! 「妖怪ハンター」という漫画を初めて読んだとき大変驚いた記憶があります。妖怪と銘打ちながらも、そこには神話、民俗学、考古学、宗教といった要素がないまぜになり、この世界の異界へと扉が開きこの世界には別次元の世界が存在している […]
2021年9月13日 / 最終更新日 : 2021年9月14日 服部 映画 集合無意識のさらなる深奥への旅へ、映画「アルタード・ステーツ」 映画「アルタード・ステーツ/未知への挑戦」(1979年) ■製作年:1979年■監督:ケン・ラッセル■出演:ウィリアム・ハート、ドリュー・バリモア、他 映画「アルタードステーツ/未知への挑戦」は1979年に製作され、日本 […]
2021年9月8日 / 最終更新日 : 2021年9月8日 服部 書物の森 現代日本人と宗教の関係性についてわかりやすく分析した本 「宗教と日本人」 岡本亮輔 (中公新書) 岡本亮輔氏の「宗教と日本人 葬式仏教からスピリチュアル文化まで」という本は、私もスピリチュアル文化の一端を担いでいることもあり、その点でなかなか日本のある側面を浮き彫りにしている […]
2021年9月1日 / 最終更新日 : 2021年9月1日 服部 聖なるものを巡る思考 アマビエより早い予言獣「神社姫」って知ってますか? 予言獣「神社姫」について コロナ禍になり一躍注目を浴びたアマビエ。しかし、それより早くコレラの流行を予言したという「神社姫」という妖怪(予言獣)をご存知でしょうか? この神社姫は江戸時代・文政2年」(1819年)肥前の国 […]
2021年8月30日 / 最終更新日 : 2021年8月30日 服部 美術・工芸・演劇 阿弥陀様が来迎する・・・、仏教美術 「阿弥陀信仰の美術」展(半蔵門ミュージアム) 南無阿弥陀仏、人は死んだらどうなるのか?それは誰もわからない永遠の謎なのですが、仏教で極楽浄土の阿弥陀信仰があります この阿弥陀信仰とは、極楽浄土にいらっしゃる阿弥陀如来への […]
2021年8月27日 / 最終更新日 : 2022年9月15日 服部 書物の森 ケルトを色濃く残すアーサー王の伝説 「アーサー王伝説」(リチャード・キャヴェンディッシュ著) 最近はケルトに興味を持っているのですが、そこに登場してくる象徴的な存在としてアーサー王の伝説があります。このアーサー王について、私自身はほとんど知らずに来ました。 […]
2021年8月24日 / 最終更新日 : 2021年8月24日 服部 書物の森 眼も喜ぶ?聖なる場所+芸術をピックアップした雑誌 特集「とっておきの聖地」(「芸術新潮」2021年8月号) 「聖地」とは? 以前私はこのブログで宗教学者の植島啓司氏の「聖地の想像力-人はなぜ聖地をめざすのか」という書物で、その定義を9つの要素で定義していました。(記事「 […]