アマビエより早い予言獣「神社姫」って知ってますか?
予言獣「神社姫」について
コロナ禍になり一躍注目を浴びたアマビエ。しかし、それより早くコレラの流行を予言したという「神社姫」という妖怪(予言獣)をご存知でしょうか?
この神社姫は江戸時代・文政2年」(1819年)肥前の国に全長2メートル、2本の角と女性の顔、胴体は魚のような妖怪が現れ「我は竜宮よりの使者である神社姫である。向こう7年は豊作だが、その後にコロリという疫病が流行る。しかし我の写し絵を見れば、その難を逃れることができ、さらに長寿を得るだろう」と語ったといいます。その出来事を加藤曵尾庵という漢方医が日記に書き残しました。
今回、その神社姫をテーマとして講談師・神田真紅による創作講談「神社姫」をオンライン配信でお届けいたします。
神田真紅(かんだしんく) プロフィール
茨城県 水戸市出身。東京女子大学 史学科 卒。(幕末明治史 専攻)落語・演芸誌の編集業を経て、2009年6月、講談師・神田紅に入門。2013年11月、二ツ目に昇進。日本講談協会、落語芸術協会に所属。歴史、戦記、時代物はもちろんのこと、映画やゲーム昭和歌謡などサブカルチャーを題材にした新作講談も数多く手がけている。出演:NHKラジオ第一「日曜バラエティー」(〜2019.3まで)毎週土曜配信 podcast「ファミコン名人への道(笑)」
東京・高円寺にある日本で唯一?という妖怪グッズ専門店「大怪店」で購入した神社姫の置物。作ったのは妖怪造形アーティストの茶柱立太さんという方。この神社姫の置物を「51プレミア」の会員の方に抽選でプレゼント致します。