2022年1月12日 / 最終更新日 : 2022年1月12日 服部 美術・工芸・演劇 未だ色あせない魅力を放つマン・レイのマルチな才能 マン・レイの名前を知ったのは、今から40年前の学生時代にシュルレアリズム展を見に行った時だと思います。「アングルのバイオリン」という写真が展示されていて、なんという組み合わせ!と驚いた記憶があります。女性のヌード(背中) […]
2022年1月6日 / 最終更新日 : 2022年1月6日 服部 美術・工芸・演劇 100年前、イタリアで起こった“未来派”野郎たち 今から100年ほど前、イタリアで起こり全世界へと飛び火した芸術運動に「未来派」があります。1909年フランスのフィガロ紙に掲載されたイタリアの詩人フィリッポ・マリネッティによる「未来派宣言」。 この後、「未来派絵画技術宣 […]
2021年12月21日 / 最終更新日 : 2021年12月21日 服部 美術・工芸・演劇 増上寺の狩野一信が描いた五百羅漢図、忘れ難い強烈なインパクト! 東京・芝公園にある増上寺。後ろには東京タワーが見え徳川家とも縁が深い浄土宗のお寺。雪がシンシンと振り、案内をしていた体が心底冷えた、舩井幸雄の公的な葬儀が行われたのはこの増上寺でした。ここには、幕末時代に狩野一信という絵 […]
2021年12月20日 / 最終更新日 : 2021年12月20日 服部 美術・工芸・演劇 天才絵師・伊藤若冲の「五百羅漢」石仏群がユニーク 近年評価がつとに髙い伊藤若冲。その異様なまでの精緻な筆遣いが、若冲としかいえない独特な世界観を見せてくれます。その若冲が晩年に制作に関わったという石峰寺(京都)の五百羅漢の石仏群。 若冲は天明の大火で焼け出されたあと、妹 […]
2021年12月8日 / 最終更新日 : 2021年12月8日 服部 美術・工芸・演劇 国宝「阿修羅像」、美少年の苦悩と輝き 奈良の興福寺の阿修羅像に会ってきました。 思ったより細身の体と腕、3つの顔と6本の腕の異様な姿にもかかわらず、人を惹き付けてやまない阿修羅像。その魅力はやはり思春期と思われる青年の顔にあるのではないだろうか?渡来系工人将 […]
2021年12月2日 / 最終更新日 : 2021年12月2日 服部 美術・工芸・演劇 今にも飛び出しそうな‟不思議の国のアリス”の世界 「不思議の国のアリスとお花たち 楠田誓子展」(銀座第7ビルギャラリー) 銀座第7ビルギャラリーで開催中の「不思議の国のアリスとお花たち 楠田誓子展」(12月4日まで)に行ってきました。この「不思議 […]
2021年11月30日 / 最終更新日 : 2021年11月30日 服部 美術・工芸・演劇 日出づる処の天子と書した彼は、来年没後1,400年になるそうだ 「聖徳太子 日出づる処の天子 」展(サントリー美術館) 来年、令和4年は聖徳太子の没後1400年にあたり、100年に一度の節目を迎え、様々な記念事業や法会があるといいます。それで今年、東京国立博物館とサントリー美術館で […]
2021年11月29日 / 最終更新日 : 2021年11月29日 服部 美術・工芸・演劇 縄文遺跡の上に成立している現代の東京 「東京に生きた縄文人」展(東京都江戸東京博物館) アメリカ人のモースによって発見された大森貝塚、歴史の教科書に出てきたなあ。この縄文展覧会の一等最初に展示されていたのが、この大森貝塚から発見された土器や破片の数々。この出 […]
2021年11月20日 / 最終更新日 : 2021年11月20日 服部 美術・工芸・演劇 郷愁の錦糸町、アジアの風味のパフォーマンスで夜が耽る 何年ぶり?私が東京・錦糸町のとある大型商業施設に勤務していた頃の同僚から連絡がありました。錦糸町でパフォーマンスの上演を手伝っているので、よかったら観に来ない?と。 今から30年位前ですね。私がその商業施設にあった多目的 […]
2021年11月4日 / 最終更新日 : 2021年11月4日 服部 美術・工芸・演劇 古今東西の女神を集めた「女神繚乱」展が面白かった 「女神繚乱 -時空を超えた女神たちの系譜-」展(古代オリエント博物館) 池袋の古代オリエント博物館で「女神繚乱 -時空を超えた女神たちの系譜-」展を開催中で見に行きました(12月5日まで)。女神については、すこし関心があ […]