マヤ文明をはじめ、みどころ満載の「古代メキシコ展」でした

古代メキシコ展」(東京国立博物館)

\

東京国立博物館で開催中の「古代メキシコ」展は、みどころ満載です。大河を背景に栄えた四大文明以外に、メソアメリカ文明として古代から繁栄した文明が存在しましたが、そこには大河はないのです。このメソアメリカ文明でも重要なのが、マヤ文明、アステカ文明、そしてテオティワカン文明、それらの遺物をこの展覧会では、まとめてみることができました。。

マヤ文明は、主にメキシコの南東部や隣接するグアテマラやベリーズなどの地域に広がった文明。この文明は、なんと紀元前2000年頃から紀元前1500年ごろにさかのぼる歴史を持ち、メソアメリカ文明の中でも重要な位置を占めていました。マヤ文明は、高度に発達した数学、天文学、暦法、農業技術などといった分野で注目すべきものを残しています。また、マヤ文字も展示されていましたが、絵文字や象形文字を組み合わせたとてもユニークなもの。マヤ文明は、2012年に世界が滅亡するのか?ということが話題になりましたが、それはマヤ歴が一巡するということから大騒ぎしたわけです。

テオティワカン文明は、紀元前2世紀から6世紀にかけて栄えた文明で、メキシコシティの北東約50キロに位置するテオティワカンという都市を中心に発展。この都市は、巨大なピラミッドや宮殿、広大な住居区などからなり、先進的な都市計画や建築技術が用いられていました。テオティワカンは、商業や宗教的な交流の中心地としても機能し、多様な文化が交わる場となっていたそうです。

アステカ文明は、15世紀初頭にメキシコ中央部に興った文明で、中心地はテノチティトラン(現在のメキシコシティ)。この文明は、複雑な社会構造と階級制度を持ち、都市計画や建築技術の発展によって印象的な都市景観を形成していました。アステカ文明はまた、宗教的な儀式や祭典を重要視し、神々への捧げ物や人身御供が行われていたと言われています。

これら古代メキシコの文明は、今回、展覧会を見ることでとても興味を覚えました。私はメキシコへ1回もいったことがないので、一度でいいから、その地を訪れてみたいと、思いました。ついでに、メキシコを特集した旅行系の雑誌も購入したので、私の潜在意識に落とし込まれ、いつかきっと行けることになるでしょう 笑

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です