残念ながら、人はゴミを出し続ける生き物なんだなということ

「共鳴するメディア8K」 (NHKプラスクロスSHIBUYA )

渋谷の再開発で駅前は新しいビルが建ち、あるいは、現在進行形でビル工事が進んでいます。その中の一つ、銀座線と繋がった渋谷スクランブルスクエア、ここにNHKが運営する NHKプラスクロスSHIBUYAなるスペースがある。

現在「共鳴するメディア8K」という展示企画を実施しているのですが、8Kという高い解像度の映像が新たな知識や気づきを提供したり、共感を生み出す表現が可能になったというのです。

なぜそこに行ったのかと言うと、私は「宇宙ゴミ」を可視化したデータ映像があるというのを知ったから。つまり地球の周りをまわっている様々な人工衛星をはじめとする不要となった機器類など宇宙ゴミの軌道を可視化したものという。制作したのは海外のクアッドラチュアというアーティストグループ。

その映像を見ていると軌道として表現されている線があまりにも多い。

人はゴミを出し続ける生き物だということ。現在、海洋プラスチックによる海の汚染が問題になっていますが、宇宙も例外ではないという時代がいずれやってくるのだろう。あらためて思う、人はよくも悪くもゴミを出す生き物。私も日々、ゴミを出しながら生きている。人類においてこのスパイラルを切ることはほどんど難しいと思う・・・。懲りない面々、それが人類なのか。

その他、細胞内でウイルスが増殖する様子を8Kでとらえた映像、国際宇宙ステーションから8Kで撮影した台風の目の映像、東日本大震災経験者の言葉によるインスタレーションなどがありました。

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