ちょっときびしかった伝説の?前衛ジャズマンによる前衛映画
映画「サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス」(1974年)
■製作年:1974年
■監督:ジョン・コニー
■脚本、出演、音楽:サン・ラー
サン・ラーという名のアフロフーチャリズムと呼ばれたジャンルの著名なミュージシャンがかつていて、彼を主人公にした映画。宣伝などみていると、日本初公開「土星から降臨した太陽神、超現実的宇宙音楽王サン・ラーが、NASAに追われる」とあり、よくはわからないが幻の作品のようだ、との印象を受ける。
私はその映画の作品名もサン・ラーというミュージシャンも初耳でした。期待を持って観に行きましたが、う~んと唸るしかないような映画。前衛的作品なので、ストーリーもあるようでない、ホドロシフスキーのような切れもない。横にいた若い観客は、とにかく体を動かしていた。退屈でしょうがなかったのでしょう。
私は一時的に寺山修司の前衛的な映画なのです演劇にはまっていたときがあったので、こんなもんだろうと、期待しないで映像を追えばいい。何か気にいったショットがあればいいくらいの気持ちで、やってくる睡魔と戦いながら見終えたのでした。で、映画は?ちょっとオススメしづらいとしか言い様のないものでした。