近未来、バイクが爆走するバイオレンス映画

「マッドマックス:フェリオサ」を観ました。何も考えることなく迫力の映像に身を委ねるだけ。面白かった!「マッドマックス」が登場したのは1979年、今から45年前だ。バイクがひたすら爆走する近未来バイオレンス映画は、そのパワーが他を圧倒してシリーズ化され、主演のメル・ギブソンを世界的なスターにした。

私も当時、映画館で観て、狂気を帯びたバイクの爆走シーンに度肝を抜かれた。まさに伝説の映画だった。そして、2015に再び「マッドマックス 怒りのデス・ロード」として復活。そのパワーは衰えず、自由への逃走を描き、米アカデミー賞を席巻し、フェリオサというNEWヒーローを生んだ。

今回公開された「マッドマックス:フェリオサ」は、そのNEWヒーロー・フェリオサの物語だ。彼女がどうっやって彼女になったのか?そうしたことが描かれる。フェリオサ、めちゃカッコいい。ここまでカッコいい女性キャラクターは、ざらにはいない。

映画の尺は2時間半、最近は2時間以上の映画を館で見るのはつらくなってきている、まず眠くなるのだだが、この映画は始まりから終わりまで目が離せず、眠くなるなんてどこ吹く風。あっという間の2時間半だった。

「マッドマックス」を一貫して監督しているのは、ジョージ・ミラー。初期のころは、粗削りな分だけ勢いが凄かった。45年も経つとさすがに演出も洗練されてくるが、そのパワーは衰えていない。見るものを、ワクワク、ゾクゾク、スピードで眩暈を起こす。面白くって、帰ってから「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を再び観てしまった。

「マッドマックス」の映像世界に5時間近く、浸ってしまった。「マッドマックス」漬けの1日となりました。もしかしたら初期の作品も見るかも?「マッドマックス」の悪党キャラが、これでもかと際立っていて、面白いんだよね。

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