えっ?文芸誌が「魔女」を特集していた

河出書房から出ている季刊誌「文藝」の表紙に「魔女・陰謀・エンパワメント」という特集がされているというのが、書店で目に入りました。普段この手の文芸誌は買ったことがありませんが、なぜ文芸誌にこのようなタイトルが?と気になりました。現代魔女という円香さんという方と陰謀論ライターの雨宮純さんという方の対談や、「現代魔女の基礎知識2022」という魔女に関するキーワードを同じく円香さんと谷崎瑠美さんという魔女の方が、執筆しています。

私はスピリュチュアル関係の女性講師を何人か知っていますし懇意にしていただいているのですが、俗に見えない世界に関する洞察やアクセスする話など聞いていると、以前より彼女らはいわゆる魔女的タイプの女性ではないかと漠然と感じていたので、この<魔女>というキーワードになんとなく興味を持っていました。

魔女宗、ウィッチクラフト、ウィッカ、ペイガンといった言葉があるのをその過程で知りましたし、ドリーン・ヴァリアンテの書籍やスターホークに言及されたテキストなども読んでみました。読めば読むほどその考え方の根っことスピリチュアル女性講師たちの根っこの共通点が見えてくるように思いました。たどる道が違うそんな気がしました。

スピ系講師は、とくにウィッチとかペイガンというものを意識するでなく、タロットや占星術、あるいはアカシックレコードといったものをベースにしてそれらを教えていたりセッションをしていたりします。もちろんこのスピリチュアルの流れはニューエイジからの潮流の大きな流れに位置しているのですが、多分ですが彼女らはウィッチとか言われるのが嫌じゃないのかなと思ったりしています。

おもしろいのが魔女というながれのなかで、いろいろな流派があり、著名なスターホークなどもそれらの流派を経由して自分のスタンスを立ち上げたということ。それはスピ系の世界でも似たようなことがあるなと思います。

これはあくまで私の感想ですが、魔女と呼ばれる人たちも、そうではないスピ系の人たちも、最終的には超自然的な力といったものにアクセスする試みであるといってもいいかもしれません。

いろいろ見ているとヒロ・ヒライさんという錬金術などを研究している学者の方のYouTubeチャンネルで、文藝の特集を執筆した円香さんと谷崎瑠美さんという魔女2人のトークLIVE配信がありました。かなりデヒープで専門的なな魔女トーク?なので興味がない人にはきついかもしれませんが、興味がある人はリアルな声が聞けて面白いのでは?ということでYouTubeをシェアしました。

上記の映像でも語られているのですが、「文藝」のキーワード集にオノ・ヨーコがでてくるのは、私も面白いなと思いました。

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