芸術の都、甘美なるフランスを花開かせた芸術家たち

「甘美なるフランス」展(Bunkamuraザ・ミュージアム)

Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「甘美なるフランス」展(11/23まで)は、芸術の都パリ、その全盛期に活躍した画家たちを集めた展覧会でした。ポーラ美術館コレクション展とあるように、そうそうたるメンバーの作品が並んでいました。ポーラ美術館、まったく知識がなかったのですが、なかなかのコレクションだったんですね。

コロー、モネ、ルノワール、ピサロ、シスレー、ギョマン、セザンヌ、ゴーガン、ゴッホ、シニャック、クロス、プティジャン、ボナール、ラプート、ヴラマンク、マティス、デュフイ、ブラック、レジェ、ピカソ、ユトリロ、モデリアーニ、スーティン、パスキン、ローランサン、ドンゲン、キスリング、シャガール、総勢28名の作品が並んでいました。2/3は聞いたこと見たことがある画家たちの名前、小品ながらも、華麗な、甘美と銘打つにふさわしい作品を見ることができました。

会場で絵葉書を売っていたのですが、異印象的だったキスリング、シャガール、ローランサンのものを購入。どれも個性が際立った素敵な絵です。

右からキスリング、シャガール、ローランサンによる女性の絵

展示された作品の中で、私が一番気に入ったのがラウル・デュフィがパリの街を描いた作品。デュフィは20代後半、神戸で開かれまとめて作品が展示されたデュフィ展を観た記憶があるのですが、その作風は面白いなと感じたのですが印象はあまり強く残りませんでした。年齢とともに好みは変わるもんなんだと今回あらためて思いました。 その独特な色使いが素晴らしくセンスの良さを感じるのでした。

デュフィのパリを描いた絵がよかった

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