アン・ハサウェイの存在感のみが・・・映画「魔女がいっぱい」
映画「魔女がいっぱい」(2020年)
■製作年:2020年
■監督:ロバート・ゼメキス
■出演:アン・ハサウェイ、オクタビア・スペンサー、スタンリー・トゥッチ、他
アン・ハサウェイが大魔女(グランド・ウィッチ)を演じた、どちらかと言うと子供向けの映画。この世に魔女は実在し、人間のふりをして普通の暮らしを送りながらも、大嫌いな子供たちをネズミに変えてしまおうという魔法をかける。
女性→母性→子供を育む、という一般的な構図が、魔女→母性の欠如→子供と敵対 、という構図になっているなと思いつつ、アン・ハサウェイの存在感には驚かされます。圧倒的な美しいさを醸し出すかと思えばと口裂け女のような魔女を大胆不敵に演じています。
映画はファンタジー、おとぎ話のような感じで気軽に見ることができます。ネズミになってしまった子供が楽しそうに遊んでこのまま人間に戻らなくてもいいと言うわけですが、どこかさみしく感じます。原作は有名な絵本らしいですね 。