こんな私でもわかりやすくて、これはいいなと思うヨガの本

「ヨガの効果がアップする なりきりヨガ」西川眞知子(マイナビ出版)

日頃大変お世話になっているアーユルヴェーダの第一人者でその著作本も30冊以上という西川眞知子さんの新刊本『ヨガの効果がアップする なりきりヨガ』(マイナビ出版・刊)が出ています。西川さんにとっては意外にもマンガ家との初コラボというもの。この本、ヨガに馴染みがない私でも、マンガなのでとてもわかりやすく私もちょっとトライしたくなる本なのです。

ヨガといえば女性のエクササイズ?美容や健康法、webやパンフレットなどにはスタイルのいい美人の女性が登場し、シェイプアップ、ダイエット・・・などの言葉が並んでいます。それだけを見ていると私のような男性にとっては、ヨガスタジオに行くハードルが高く感じられます。

しかし、ヨガはそうした一面だけではなくもっと深い意味があると西川さんはいいます。それは、ヨガとは「つながる」という意味がある。何とつながるのかというと、揺るがない真の自己につながるというのです。

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そういえば、インドの有名な聖典「バガヴァット・ギータ―」を読むと、真の自己(=アートマン)とつながることが説かれており、カルマ・ヨガ等、様々なヨガの考え方というのが出てきます。このギータ―には、ポーズについては全然でてきません。むしろ聖典なので宇宙観であり、哲学であり、生き方について書かれています。

西川さんの本によると「インストラクターが指示する形を一生懸命、鏡を見ながら真似るだけではなく自分自身の身体と心の声に耳を傾けてポーズを行うことで、ヨガは表面的なものから奥深いものに変わっていきます。」と書かかれています。

コロナ禍になり、在宅ワーク等により、おうち時間が増えテレビやYouTubeなどヨガを紹介する映像が増え、それを視聴して見よう見まねでやっている人たちも増えたんだろうなと容易に想像がつきます。

私自身、上記に書いたようにヨガは女性のイメージが強く、スタジオに通ったことはないのですが、マンガで描かれたこの『ヨガの効果がアップする なりきりヨガ』を読んでみて、空いた時間にちょっとやってもいようかな、という気持ちになりました。

年齢も60歳となり、体のあちこちに不調を感じ始めている私(笑) なんといっても著者の西川眞知子さんが若いころ、病弱で死を意識したことがあるというのが、現在はとても元気だし、イキイキワクワクのオーラが出まっくっているから説得力ありありです。

さらに、本を見ると、たとえば一番最初に出てくる「山になりきるポーズ ターダ・アーサナTadasana」は、山になりきることで、自分軸ができるし、通勤電車のなかでも大丈夫という絵もあり、いつでもどこでも簡単に、しかも効果倍増で・・・。本にはそんなノウハウがわかりやすくいっぱい詰まっている、そんな風に感じたからです。

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ということで、この本はヨガ未経験の方も、ヨガ初心者の方も、ヨガ経験者の方も、おすすめできる本だと思います。

ところで、この西川眞知子さんの新刊本ですが、51コラボのサイトでも西川さんのメッセージや出版社さんの推薦の言葉、さらには出版を記念した西川さんによるアーユルヴェーダ90の言葉や免疫力を上げるコツなどのコンテンツも紹介しています。ぜひ、そちらもご覧になってください。

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