不況の波を逆手に、出版界の規格外の革命児

『死ぬこと以外かすり傷 』箕輪厚介(マガジンハウス)

書店で表紙を見かけ、パラパラとページをめくり購入した幻冬舎の編集者・箕輪厚介氏の「死ぬこと以外かすり傷」は、強烈なパワーを持った本でした。

一年で100万部を叩き出す編集者。その仕事のスタイルが、他を抜きん出て常識外の位置にいる。私は彼にあったこともないし 、どんな仕事ぶりかは全くわかりません。

ただ、彼の放つ言霊のひとつひとつが、突抜け既成概念をぶち壊していっているのは、わかります。思った以上に、スリリングな本でした。出版不況を逆手に行く革命児ですね。

幻冬舎に身を置きながらも、月給の20倍もの収益を副業で稼ぎだすなんて常識外!その発想がすごい。

まだ30代というから、これからどんなことをやってくれるのか、楽しみです。こういう革命児が現れる日本はまだ健全です。

ツッパリという言葉は死語のようだけど、箕輪氏は間違いなくツッパリだ。20歳以上年下な彼だけど、大いに刺激を受けた本です。漫画にもなっているみたいですね。さすが!

死ぬこと以外かすり傷

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