40年以上に渡り、心を震わせてくれるキング・オブ・ロックの永ちゃん
矢沢永吉『STANDARD~THE BALLAD BEST~』
永ちゃん(矢沢永吉)、のバラード・ベストアルバムが出た。
『STANDARD~THE BALLAD BEST~』
それこそ高校1年生、当時好きだった女の子が「キャロル」が好きと聞き、「キャロル」を聞き、そして矢沢永吉の存在を知り、ハートをつかまれた。そして「時間よ、止まれ」の大ヒット、書籍「成り上がり」と永ちゃんは憧れのビッグな存在になっていった。ちなみに、間接的に永ちゃんを教えてくれた恋焦がれた女の子も60歳・・・、卒業以来会ったことはないけど、どんな女性になっているんだろう。
なので10代の頃と言えば、40数年前のことになる。その間、ずっと永ちゃんが好きだったということになります。常に憧れの男、常に心を酔わせてくれる男、カッコいい男のNO.1・・・、くじけそうになった時、愛を感じた時、その時々に永ちゃんの歌に勇気づけられました。40年間、アルバムが出たら買い、コンサートは行ったり行かなかったりだけど、ずっと曲を聴かない日々もあるけど、どこか心の片隅に永ちゃんがいる。
お客さんを、馴染み客に、固定化客に、ファン化を、とビジネスでは教えられるけど、こうして振り返ると確かにそれは言えてるなと思います。今回購入したアルバムに入っている曲は基本知っているので、購入する必要性があるのか?という見方もあるので、完全に私はファン化されていると言えるからです。永ちゃんにはそうしたお客さんが多いと思います。それはコンサートに行けばわかります。
しかし、そのベースとなる軸を作ったのは永ちゃん自身であるということ。ブレないで、ファンを裏切らず、常に挑戦し、いい曲を提供し、話題を作ってきたということ。ここまで徹底しているクリエイターはそうはいない。稀有な存在といえるでしょう。もはや伝説。それが永ちゃんという眩しいばかりの光を輝かせている要素の一つ。それは60歳まじかの私も学ぶことが多いと思うのでした。