現実世界を変えるアウトプット、アウトプットを高めるためのインプット

「インプット大全」「アウトプット大全」 (樺沢紫苑)を読む

一昨年から昨年にかけて、書店で平積みになっているのをよく見かけた精神科医の樺沢紫苑氏の「「インプット大全」「アウトプット大全」 大全」。あまりこの手の本は読まないのですが、ちょっと思うことあり、手にしてみました。

インプットのノウハウとして80項目、アウトプットとしても80項目。まるで事典のような趣で膨大な量の方法論が記載されています。それら一つ一つには樺沢氏の実践と考察の跡を感じることができ、ある意味ですごいなと思わざる得ませんでした。

人は無意識であれ、意識的にであれインプットとアウトプットを繰り返しているわけですが、それを他者がなるほどと納得ができるように、脳科学や精神科医としての知見も導入しまとめ、本にする(この時点でそんなことができる人がいない)。

それによりインプット法、アウトプット法の超プロとして樺沢氏の精神科医とは別の武器として、氏に装着されていく。他にも氏には時間術の本もあり、いかに知的生産を高めていったらいいのかという他にはないポジションを得る、その戦略的スタイルが素晴らしいなと思います。(頭で描いても、それを実行に移し結果を出す人はごくわずか・・・)

本は小説のように最初から最後まで読むことをしなくても、気分で読んでいけばいい。webで検索になれた現代人のスタイルに合っている。その中で一つ一つできることをなるほどね!と思い自分のものにしていけばいい。

そうした気軽さもこの本の強みのように思います。加えてデザインもいいのです。これが別のデザインだったらここまで売れた本になっただろうか?とも思ってみたりします。

時々、ページをめくってみて、ああそうだよな、できていないよなと思いながら、私自身も、少しづつ インプット力、アウトプット力を高めていければいいなあと思うこの頃です。。

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