太古の昔に金星から降臨、ヒマラヤと通底する稀有なパワースポット

鞍馬寺(京都)

ヒマラヤと鞍馬は通低している?そんな話をチベット&ネパールへ一緒に行ったアーユルヴェーダの第一人者の西川眞知子さんから聞いたことがあります。所用で京都に来ている時に時間を作って鞍馬山に行って来ました。

その鞍馬の語源は、暗いところを意味する闇部(くらぶ)、暗部(くらぶ)から転化したといわれているようで、事実、鬱蒼とした樹木に覆われた鞍馬は、太陽が沈み始めると怪しげな聖霊たちが跋扈しそうな神秘的な雰囲気を持っていました。

鞍馬の資料館によると、鞍馬山は太古の昔、赤道に近いところにあった海底火山だったといいます。なのでサンゴの化石もそこで取れるとか。ちょっと驚きでした。地殻の大変動があったということですね。ヒマラヤ山脈も太古は海底であり、私もネパールで購入しましたが、アンモナイトの化石が取れるのです。鞍馬もヒマラヤ、いずれも、太古の大昔は海であり地殻変動で山となったという共通性があるのようなのです。

ちなみに、鞍馬の由緒を見ると護法魔王尊が金星から天降ったと伝えられる霊山であると。

そして鞍馬寺は、護法魔王尊、毘沙門天王、千手観世音菩薩の三身一体尊天であり、奥ノ院には魔王が降りたとされる魔王堂があります。この魔王堂は独特の雰囲気を持っており、個人的にとてもひかれる場所。

護法魔王尊はサナト・クラーマとみられているそうで、金星から降臨し、地下王国にいるとも言われているのです。鞍馬の縁起には、鞍馬は地下に通じる場所であるとも書かれている文書があるそうで、ということはシャンバラ??

さらに、毎年5月の満月の夜、鞍馬寺ではウエサク祭(5月満月祭)が、行われるのですが、同様のお祭りが鞍馬寺のHPにも記載されているのですが、遠く離れたヒマラヤでも行われているというのです。それはブッタの信仰(悟りと入滅)と関連しているのですが、なぜ遠く離れた地なのに行われるかが不思議です。

ちなみに、私がヒマラヤ近くのチベットで購入したタンカ=仏画は、シャンバラ伝説のベースとなっているタントラ最終形態と言われているカーラチャクラ(時輪)・タントラです。シャンバラとはそのタントラに出てくる地下王国のことを指しています。

ここまで来るといろいろ連想を結びつけたくなります(笑)

ところで、鞍馬寺の本堂の前にはパワースポットとしてもしられる六芒星=ダビデの星があり、それを見るにつけ、蚕の社の秦氏の三本鳥居とともに鞍馬の天狗伝説から、ユダヤとの関連性は?と勝手な連想をしてしまいます。イスラエルに行った時、死海文書が出た場所で見たそこで活動していたユダヤ教クムラン教団=エッセネ派を紹介する映像が、実に、日本の修験道の行者にあまりにも似ていたから。彼ら御祓もしていたそうです。

そうなるとカバラまで連想は飛躍していくことになるのです。なぜなら同じくイスラエルのツファットで見たカバリストの写真が修験道行者そのものでしたから。

なんか、怪しい不思議ファンタジー街道を走ってますね(笑)

◆鞍馬の魅力を教えてくれたアーユルヴェーダの第一人者・西川真知子さんに聞きました

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