ミャンマー聖地巡礼① 落ちそうで落ちない金色の神秘のパワーを放つ巨石

落ちそうで落ちない不思議なゴールデン・ロック

2019年9月、ミャンマーに旅行しました。

■ミャンマーは敬虔な仏教国

成田から約7時間のフライトでミャンマーのヤンゴンに入りました。ヤンゴンは少し蒸し暑い感じ、雨期なので旅行の期間中に雨にたたられないことを願いつつ・・・。

ヤンゴンのホテルはウィンダム・グランド・ヤンゴン・ホテル、最近できたという素晴らしくきれいなホテルです。ヤンゴンの中でもトップレベルのホテルです。下層階にはスーパーもあるので、ドリンクなどもそこで購入でき便利です。

ウィンダム・グランド・ヤンゴン・ホテル の外観
ホテルの部屋はこんな感じです。

ところで、ミャンマーは長く軍事政権により経済制裁を受けていたことがあり、開発が遅れアセアン諸国のなかでも貧しい国の一つです。一歩、街を出るとまだまだ貧しい民衆の生活をうかがい知ることができます。そのミャンマーは、民主化されたことにより追いつけ追い越せで、新しい投資先として注目されてきている国なのです。

ミャンマーは敬虔な仏教国。人口のほとんどが仏教徒です。ミャンマーに伝わる仏教はテーラワーダ仏教であり、日本の大乗仏教とはその流れが違います。

テータワーダ仏教はブッダの教えを忠実に守ろうとしている仏教であり、僧侶は厳しい戒律のなかで修行をしています。お金を触ることが禁じられ、お布施で生活をしています。僧侶はミャンマー人から尊敬の念で見られているのです。

さて、ヤンゴンに一泊し翌日は5時にホテルを出て、落ちそうで落ちない不思議な神秘の巨石ゴールデンロックへと向かいます。このゴールデンロックはミャンマー人なら、一度は訪れてみたいというパワーある場所なのです。

■さあ、ゴールデン・ロックへ!

ヤンゴンから、レストランでのトイレ休憩など入れて約4時間かけてゴールデンロックのあるチャイティーヨーに向かいます。ゴールデンロックは山頂にあり、麓のベースキャンプから政府運営のトラックに乗り換えていかねばなりません。

トラックの荷台に乗って、山頂へ向かうのですが、簡単なイスと手すりがあるだけなので、険しい道を行くには、ちょっとしたアドベンチャーです。揺らり揺られて約45分くらい。最初はおっかなびっくりなのでしたが、意外と心地よいのです。ただし、激しく揺れるので車中でスマホを見たりすると落としてしまうことがあるので、そうした行為はお勧めできないです。

トラックの荷台が座席、政府運営とのこと。
座席はこんな感じで満員になると出発

そしてゴールデンロックのあるパゴダ(=お寺)に向かうのですが、ここでは靴を脱いで話にならないといけません。聖域に入る場合は、裸足になること、女性は肌を露出した服を着ていると入ることができません。

参道の入り口です。

いよいよゴールデンロックです。人と比べてみてもその石の大きさがあかるでしょう。この巨石がなぜここにポツンとあり、不思議なパワーを発しているのか?自然のなせる技なのでしょうが、不思議です。そして金箔をもらって、その岩に貼りに行きます。(女性は、金箔を貼ることができませんのでご注意を)

豆粒のように映っている人と比べるとその大きさが・・・。

ゴールデンロックはいろいろな角度から見ることができるのですが、見れば見るほどに不思議な石です。その接点はわずかであり、石の上には仏塔がありブッダの頭髪が入っていると言われており、その頭髪がこの絶妙なバランスを取っているとミャンマーの方は信じています。

接点はほんとにわずか、落ちそうで落ちない石。
男性は石に近づき金箔をはることができます。
こんな感じでお祈りを捧げることもできます。

ゴールデンロックに願い事を祈願し、ヤンゴンへと帰ります。 道中のレストランでミャンマー料理(昼食)を頂きました。美味しい、日本人の口にあいますね。ところでゴールデンロックへは、朝早く起き、車中での時間も長いので、意外と疲れます。

基本はカレーです。

雑誌でゴールデンロックの写真を見て、一体この黄金の巨石は!と思ったことがあるので、実際に行くことができて満足でした。

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