ガイアの驚異と恵みの絶景
書店に立ち寄った時、思わず表紙のレインボー・マウンテンの写真に惹かれ購入したムック本「世界の絶景 ベストセレクト2021」(朝日新聞出版)。
世界には素晴らしい所が多々あるも、現在はコロナ禍で海外旅行もままならない状態です。世界は鎖国状態になり、観光産業は大打撃を受け、多くの人が困窮しています。とにかく一日も早く終息し、また普通に世界中の人々が行き来する世の中にならないかと願うばかりです。
さらに、今週は記録的な大雨が降り、河川が氾濫し、各地で甚大な被害を引き起こし大変なことになっています。ただでさえ、コロナで大変な時に、さらに自然の猛威が・・・。やめてくれと言いたくなります。この集中豪雨、毎年ひどくなっているような気がします。
犠牲者もでており心が痛みます。とにかく最新情報を入手して、危険にさらされないよう身の安全を守っていただくことを祈念を致します。
さてその自然ですが、自然は命の源泉であり、大きな実りを与えてくれますが、時にそれらを一瞬で奪い去るような厳しい側面も見せます。今回の大雨のニュース映像を見ていると、なんと容赦ない、人間の無力さと無常感を感じます。
ところで、この本で紹介されているような、私たちが絶景と感じる多くは、地球の歴史の中で大変動を起こした痕跡によるものが多くあります。本来、地球はガイアとしての生き物であり、長い歴史の中では信じがたいような地殻変動や大変化を遂げてきました。
私たちは過去の地殻変動を起こした絶景を見て感動する訳ですが、文明はそこに都市を作り、大きな建物を建てた場所も長い長い年月で変化が起こらないという保証はありません。不変であるという前提は成り立たないように思います。
一万年後の日本は、東京はどんな姿になっているのでしょう?
ガイアは生き物。恵みや美しい景色も提供してくれるけど、マジで大切にしないとしっぺ返しを食らう。それがアフターコロナの生き方だと思う。
そのようなを書きながらも、絶景の写真を見ていると、凄いな、一度でいいから見てみたいなと思ったりします。 私自身はそんなに海外は行ってはおりませんが、比較的、聖地と呼ばれるところに行っているので絶景となる地域が多いように感じます。思いつくまま写真を並べてみました。
最新版!世界の絶景ベストセレクト2021