2020年2月18日 / 最終更新日 : 2022年9月17日 服部 日本の聖地 強さのエネルギーを持つ武神を祀った神社 鹿島神宮(茨城県) 鹿島神宮は、茨城県鹿嶋市にあって常陸国の一の宮、千葉の香取神宮、茨城の息栖神社とともに東国三社と呼ばれている由緒ある神社。鹿島・香取はすごい神社ですよ、と古神道研究家の暁玲華さんから聞いたことにより、 […]
2020年2月18日 / 最終更新日 : 2020年2月18日 服部 書物の森 江戸時代、規格外で破天荒な物語を描く群を抜く作家がいた! 『鶴屋南北 かぶきが生んだ無教養の表現主義』郡司正勝(中公新書) 鶴屋南北という名前は、たぶん高校生の時、受験のための科目に日本史が入っていたことによって覚えた名前でした。南北が何を書いていたのかなんてことは全く知らない […]
2020年2月18日 / 最終更新日 : 2020年2月18日 服部 書物の森 多くの人達が素材としたそれだけ刺激的な江戸の怪作 『四谷怪談は面白い』横山 泰子(平凡社) 鶴屋南北の傑作「東海道四谷怪談」をテーマとした2冊の本(小林恭三、廣末保)を読みました。いずれも「四谷怪談」の世界を深堀していて興味深い本でしたが、今回、横山泰子氏による「四谷怪 […]
2020年2月17日 / 最終更新日 : 2020年2月17日 服部 書物の森 第六感が冴え共感覚の持ち主だった賢治 『宮沢賢治のちから』山下聖美(新潮新書) 宮沢賢治はイマジネーション豊かな作家です。不滅の人気と言ってもいいかもしれません。どんな生涯だったのか?伝記映画を2本見てみました。大型書店の文学研究コーナー行ってみれば、勢いで […]
2020年2月17日 / 最終更新日 : 2020年2月17日 服部 書物の森 すべてを飲み込み消化してしまう強靭な胃袋のような作品 『四谷怪談―悪意と笑い―』廣末保(岩波新書) 鶴屋南北の「東海道四谷怪談」に関するこの廣末保の著作は、同じく南北の「四谷怪談」に関する本(小林恭三)にも『格別な存在』『そのエネルギーと洞察の深さには畏敬の念を覚えます』と […]
2020年2月17日 / 最終更新日 : 2020年2月17日 服部 書物の森 一見でたらめに見える逆転こそが社会矛盾を告発する手段か 『新釈 四谷怪談』小林恭二(新潮社新書) 映画ではなく歌舞伎による鶴屋南北の「東海道四谷怪談」を観たときは、強烈な印象を受けました。というのも、この話はお岩さんの幽霊しか知らなかったで、実はもっと奥深い話があったことをそ […]
2020年2月16日 / 最終更新日 : 2022年9月17日 服部 人物 一週間、試してみたらあなたの輝きが変わる 『幸運は「準備している人」に訪れます』暁玲華(王様文庫) 私がいつも大変お世話になっている古神道研究家の暁玲華さんという方がいます。古神道、神道、神社を研究して20年、暁さんは、直感からひらめいたことを、女性に珍しく徹底 […]
2020年2月16日 / 最終更新日 : 2020年2月20日 服部 書物の森 ニッポンを再発見させた歴史的名著 『遠野物語』柳田国男(集英社文庫) 柳田国男といえば民俗学の父で、「遠野物語」を直ぐに連想します。ただ、知識としては知っておたものの、私はその「遠野物語」をつい最近まで、読んでみようとは思いませんでした。食わず嫌いの部類 […]
2020年2月16日 / 最終更新日 : 2020年2月20日 服部 書物の森 民俗学の祖から想を得た妖怪博士による漫画妖怪絵巻 『水木しげるの遠野物語』原作:柳田国夫・漫画:水木しげる(小学館) 水木しげるが、柳田国男の「遠野物語」をもとに漫画を描いているもの。「遠野物語」は当地出身の佐々木喜善の訛りのある話を柳田国男が聞き、それを文語体に書きな […]
2020年2月15日 / 最終更新日 : 2020年2月20日 服部 書物の森 同時多発で、無限分裂する漂泊するすごい存在 『宗教の力 日本人の心はどこへ行くのか』山折哲雄(PHP新書) 日本人における宗教とは? 日本を代表する宗教学者である山折哲雄氏は、底に横たわっているのは“ゆるやかな宗教心”であるとしています。 我々日本人は過激な宗教行 […]