2024年8月22日 / 最終更新日 : 2024年8月26日 服部 映画 映像見て口の中まで、がさつく傑作。映画「砂の女」 映画「砂の女」(1964年) ■製作年:1964年■監督:勅使河原宏■出演:岡田英次、岸田今日子、他 安部公房の生誕100年ということで渋谷のシネマヴェーラで安部公房の映画特集を上映していたので、その評価も高い「砂の女」 […]
2024年8月21日 / 最終更新日 : 2024年8月21日 服部 映画 映像は時代の気分を投射してしまう映画「他人の顔」 映画「他人の顔」(1966年) ■製作年:1966年■監督:勅使河原宏■出演:仲代達矢、京マチ子、平幹二朗、岸田今日子、他 映画「他人の顔」を観ました。小説を事前に読んでいたわけですが、私は映画より小説の方が面白かった。 […]
2024年8月16日 / 最終更新日 : 2024年8月16日 服部 書物の森 壁とどう向き合うか安部公房の「砂の女」は問いかける 安部公房「砂の女」 安部公房の小説「砂の女」は、私が生まれた翌年の1962年に発表された作品で、日本文学の代表作の一つと言われています。「砂の女」の主人公は、昆虫採集を趣味にしている無名の中学校教師。彼は、夏季休暇、砂丘 […]
2024年8月14日 / 最終更新日 : 2024年8月14日 服部 書物の森 難解でいいんだ、安部公房の「箱男」 安部公房「箱男」 安部公房の小説『箱男』は、難しかった!同じ安部公房を読んだ時、自分自身の読解力が落ちたのではないか?と不安になりましたが、この「箱男」はそれ以上の難解さ。ダンボール箱をかぶり、覗き窓から外を見つめて都市 […]
2024年8月11日 / 最終更新日 : 2024年8月11日 服部 書物の森 都市の迷宮、心の迷宮。安部公房の「燃えつきた地図」 安部公房「燃えつきた地図」 安部公房の『燃えつきた地図』を読んだ。この小説は安部公房の失踪三部作と言われているらしい。物語は、興信所の探偵である「ぼく」が、失踪したサラリーマンの捜索を依頼されるところから始まります。 依 […]
2024年8月9日 / 最終更新日 : 2024年8月18日 服部 書物の森 自己とは何か?安部公房「他人の顔」 安部公房「他人の顔」 安部公房の小説「他人の顔」は、事故で薬品を浴びた結果、顔にひどいケロイドを負い、元の顔を失ってしまった人物が主人公の話です。顔を失ったことで、主人公は自分のアイデンティティも失ってしまい、自分とは誰 […]
2024年8月2日 / 最終更新日 : 2024年8月2日 服部 映画 双子がテーマの心理サスペンス映画「二重螺旋の恋人」 映画「二重螺旋の恋人」(2017年) ■製作年:2017年■監督:フランソワ・オゾン■出演:マリーヌ・バクト、ジェレミー・レニエ、他 フランスの人気映画監督による「二重螺旋の恋人」は、独特の設定によるエロティック心理サス […]
2024年7月28日 / 最終更新日 : 2024年7月28日 服部 美術・工芸・演劇 機械仕掛けで無意識の扉を開く幻想舞台美術 「小竹信節 新報」展(座・高円寺) なんとなく高円寺をブラブラしたい気分になり、座・高円寺の演劇公演で何か面白そうなものあるかなといてみたら、思いもかけず舞台美術家の小竹信節氏の小規模ながら展示があった。ワォ!と心の中で […]
2024年7月23日 / 最終更新日 : 2024年7月23日 服部 映画 フランス植民地主義の傲慢を描く 映画「インドシナ」(1992年) ■製作年:1992年■監督:レジス・ヴァルニエ■出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ヴァンサン・ペレーズ、他 映画「インドシナ」は、1992年アカデミー外国語映画賞、ゴールデングローブ賞 外国語 […]
2024年7月20日 / 最終更新日 : 2024年7月20日 服部 映画 鬼気迫る演技に魅了、ベッソン監督の「ジャンヌ・ダルク」 映画「ジャンヌ・ダルク」(1999年) ■製作年:1999年■監督:リュック・ベッソン■出演:ミラ・ジョボヴィッチ、ジョン・マルコヴィッチ。フェイ・ダナウェイ、ダスティン・ホフマン、他 リュック・ベンソン監督の映画「ジャ […]