2020年2月10日 / 最終更新日 : 2020年2月20日 服部 書物の森 拳一つでのし上がった世界チャンピオンの壮絶闘病記 『見落とされた癌』竹原慎二(双葉社) 竹原慎二さんという元ボクシングの世界チャンピオンだった方がいます。実力ひしめく過酷な階級といわれるミドル級で世界を取ったので、実力はピカ一だったと思います。と書くものの、私は竹原選手 […]
2020年2月10日 / 最終更新日 : 2020年2月20日 服部 書物の森 不況の波を逆手に、出版界の規格外の革命児 『死ぬこと以外かすり傷 』箕輪厚介(マガジンハウス) 書店で表紙を見かけ、パラパラとページをめくり購入した幻冬舎の編集者・箕輪厚介氏の「死ぬこと以外かすり傷」は、強烈なパワーを持った本でした。 一年で100万部を叩き出す […]
2020年2月10日 / 最終更新日 : 2020年2月15日 服部 書物の森 平成とはどんな時代だったのか? 『平成史』佐藤優&片山杜秀(小学館文庫) よく書店で著書をみかける佐藤優氏と片山杜秀氏が、平成の時代を語り合った本。あたりまえのことですが、平成から令和に移行する際、平成を振り返る本が多数でました。 平成の世になったとき […]
2020年2月10日 / 最終更新日 : 2020年2月15日 服部 書物の森 危機管理と国防意識、イスラエルから日本は何を感じるのか? 『イスラエル ユダヤパワーの源泉』三井奈美(新潮新書) イスラエルは、日本によって、今最も注目すべき国のひとつであると私は考えています。そのイスラエルを理解するために、三井美奈氏の「イスラエル ユダヤパワーの源泉」(新潮 […]
2020年2月10日 / 最終更新日 : 2020年2月20日 服部 書物の森 知で立つ国、イスラエルがすごい!日本も学ぶところ多々あり 『知立国家 イスラエル』 米山伸郎 (文集新書) この米山伸郎氏の「知立国家 イスラエル」(文春新書)は、並みの自己啓発本よりもよっぽどスリリングで刺激的な本でした。 私は2017末にイスラエルにはじめて行きましたが、そ […]
2020年2月9日 / 最終更新日 : 2020年2月20日 服部 書物の森 フランス現代思想とチベット密教のミシン台における幸福な出会い? 『チベットのモーツアルト』中沢新一(講談社学術文庫) 著名な人類学者・中沢新一氏の「チベットのモーツァルト」(講談社学術文庫)を読みました。この本は1983年に発売され浅田彰氏の「構造と力」とともにニューアカデミズムと評 […]
2020年2月9日 / 最終更新日 : 2020年2月20日 服部 書物の森 「神々の魔術」は宇宙規模の大きな時間の流れ 『神々の魔術 失われた古代の叡智』グラハム・ハンコック(角川書店) 旧約聖書のノアの方舟をはじめとする、世界の神話でも語られている大洪水の話。この洪水は実際に地球の歴史のなかにあり、それ以前の超古代文明があった痕跡を紹介 […]
2020年2月9日 / 最終更新日 : 2020年2月20日 服部 書物の森 死とエロスが交錯する地に立つ壇蜜 『死とエロスの旅』壇蜜(集英社) 私はドキュメンタリー番組など気になったものは、いつ見るかはわかないのですが、録画しておくことが多々あります。先日、書店をブラブラしていたらタレントの壇蜜さんの「死とエロスの旅」という本を […]
2020年2月9日 / 最終更新日 : 2021年1月27日 服部 書物の森 瞑想で「今ここ」を意識すれば脳も活性化する 『脳と瞑想』 篠浦伸禎&プラユキ・ナラテボー(サンガ出版) 脳外科の最先端治療のひとつとして覚醒下手術というのがあります。それを初めて知った時は大変驚きました。 覚醒下手術とは、脳腫瘍の手術をする際に全身麻酔ではなく、局 […]
2020年2月9日 / 最終更新日 : 2020年2月20日 服部 書物の森 新聞記者による骨太チベット・マンダラ探検記 『マンダラ探検 チベット仏教調査』佐藤健(中公文庫) 古本屋で購入した新聞記者であった佐藤健氏(故人)が1981年に書いた本が文庫化された「マンダラ探検・チベット仏教調査」を読みました。と言っても、文庫化されたのも198 […]